触媒機はコマメなメンテナンスが必須なのと、触媒機の選択のポイント

ダンパー付きのモデルの場合、ダンパーを開けて排煙が直接煙突に抜けていく時はきちんと燃えているけど、ダンパーを閉じて触媒に排煙を通す経路に切り替えたら急激に燃え方が弱くなる場合は、触媒のつまりが原因と考えられる。

ダンパーを開いたところ

ダンパーを閉じたところ

メーカーを問わず、どんな触媒機でも、コマメに定期的なメンテナンスをするのが性能維持の重要なポイントだ。触媒が灰で詰まると、排気の抜けが悪くなって、きちんと燃えなくなる。シーズン中でも、できたら1-2か月に一度程度、触媒の清掃をしてやると良いと思う。

これから触媒機の購入を考えている人は、単に外観のデザインだけでなく、触媒へのアクセス性、メンテナンス性をチェックして、簡単に作業できる機種を選ぶことをお勧めする。実際の使用の場合はユーザー自身でそのくらいやる覚悟でないと、触媒機は避けておいた方が無難だ。

灰で詰まった触媒

排気の抜けが悪くなっていることが見ると推測できる

清掃して排気の抜けを良くするのが性能維持のコツ

ちなみに、触媒機も構造が色々ある。大きく分けて二つだ。一つは上記の写真のようにダンパー付きで、可動部分が内蔵されているモデルだ。もう一つはダンパーなしで、可動部分が内蔵されていないモデルだ。どちらも一長一短だ。

ダンパー付き→〇 排煙が直接煙突に抜けるモードでは焚きつけが楽 × 前者は可動部分があるので経年劣化で変形していきダンパーが動かなくなる
ダンパー無し→〇 可動部分がないので壊れにくい × 焚きつけ時も触媒が抵抗になるので、煙が室内側に出てきやすい

最近では、触媒機と言ってもひとくくりにはできない。それぞれの特徴や個性がある。メンテナンス性を重視して選ぶことをお勧めする。

お勧めの機種、お勧めしない機種の具体的な銘柄は、敢えてここでは書かない。(NGなモデルを名指しすると、営業妨害になってしまうため)気になる人は、ご来店いただければ対面の上で個別にお答えする。

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