パッと見たら、あまり変化が感じられないBefore, Afterの写真かもしれない。
室内側の煙突がシングル煙突か、二重断熱煙突かの違いで、良く見たら判る程度だと思う。室内側がシングル煙突の施工は本当に良く見かける。これを二重断熱煙突に入れ替えた。
「燃え方は、どちらでも大して変わらないんじゃないの?」「二階建ての吹き抜けならば違うかもしれないけど、平屋だったらその程度の長さだけでは効果は判らないんじゃないの?」とか思う人も多いと思う。しかしながら、この状況でも、全然違うのが現実だ。
今回も施工直後に、お客様にいつものように焚いてもらった。薪ストーブも同じ、使う薪も同じ、焚き方のスタイルも同じで、煙突だけが違うので、燃え方の差がはっきりと解るのだ。
お客様の現場でのコメントは「以前は上手く燃えなくて苦労したけど、スムーズに燃えている」「炎の回り方、立ち上がりが明らかに早い」と、焚きつけ直後から明確な違いを感じてくれた。これは排気温度が高いまま維持されるので、煙突内のドラフト(上昇気流)が強くて、薪ストーブへの空気の流入も促進されるからだ。
私が帰った後も焚き続けて、その後の感想もいただいた。「しょぼい煙突もありストーブの性能を引き出せていなかったことが良くわかった」ということだった。
かわはら薪ストーブ本舗では、既存のシングル煙突を二重断熱煙突へ入れ替える工事を数多く施工して、お客様からご満足いただいている。
シングル煙突を使っていて、薪ストーブの燃え方に疑問がある場合、より一層改善させたい場合には、相談して欲しい。薪ストーブ本体を入れ替えるよりも、煙突を入れ替えた方が、はるかに上回る効果を体感できる。
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