冬場は基本的には、トラックを使わずにスタッドレスタイヤ装着のフルタイム4WDのN-VANを使っていた。
パートタイム4WDなので、2WDと4WDの切り替えが意外と大変だ。直進状態でハンドルを切らない状態で、ホイールの軸にある切り替えレバーを手動で動かしてから、トランスミッションが切り替わるまで真っすぐ走行しないとならないからだ。その操作が安全にできる場所を雪道で見つけるのも意外と大変なのだ。除雪されている路面だと4WD走行は小回りが効かなくなって、まともに走れないから、積雪路と除雪路で路面が変わる度に、その操作が必要だ。
しかし、積載する荷物の関係や仕事の移動の段取り上、冬場でもトラックで北軽井沢へ移動させざるを得ないことも出てくる。
このトラックに装着されていたマッドアンドスノーの(M+S)タイヤが、溝はだいぶ残っているものの、2006年製(16年前)で硬く劣化していた。多分、これは新車時から装着されていた物だろう。このタイヤで、直近の冬に北軽井沢へ向かう途中、凍結した二度上峠で、後輪が流れてスピンしたことがある。幸い交通量も少なく、カウンターステアを当てて修正したので、対向車やガードレールなどに当たるなどの事故にはならなかった。
グリップ力が極めて弱く不安だったのは、前から感じていたけど、そのスピンをきっかけに、雪の季節前のギリギリまで引っ張らず、早めにタイヤ交換してもらった。雪が降る直前だとタイヤショップも忙しく、待ち時間が長くなったりするし、そもそも、薪ストーブシーズン真っ盛りで私も仕事で忙しい時期に、時間を確保できなくなることは容易に想像できる。
たまたま、輸入タイヤオートウェイのサイトをチェックしていたら、耐荷重の高い8PR(プライ)の貨物車用のスタッドレスタイヤを見つけた。しかも、それは1年落ち(2021年製)の在庫処分品をセール品で超お買い得だった。ちなみに、トラック用の夏タイヤを普通にそこらへんのタイヤショップで交換してもらうと、6-7万円はかかる。
これで、次の冬からは、トラックで北軽井沢へ来る時でも、グリップ不足を心配しないで雪道を走れるようになった。
本当は夏タイヤと冬タイヤを季節ごとに入れ替えた方が合理的なのだけど、このトラックはエアコンがついていないので、夏は極力乗りたくないし、あまり距離も走らない。涼しい季節に大量の荷物や重量物を運ばざるを得ない時に使うのがメインの用途なので、スタッドレスタイヤを履きつぶして、数年おきに交換していくという方が良いという判断だ。
夏の乾燥路面で、スタッドレスタイヤを履いているとフニャフニャした乗り心地で、コーナリング時の挙動が気持ち悪いけど、その分ゆっくりと、だましだまし走ってタイヤの摩耗を最小限に抑えて乗り切る作戦だ。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
ランキングに参加しています