先日、室内足場なしで吹き抜けの煙突工事した現場に薪ストーブ搬入、設置に行ってきた。
搬入時刻より余裕を持って現場に到着すると、薪ストーブ設置場所に、聞いていなかった図面にもなかった段差があった。直前の煙突工事の時にも、この段差はなかったので、普通に遮熱板を敷いて薪ストーブを置くということだと思っていたので、びっくりした。
もしかしたら、段差の下の薪ストーブを置いて、煙突はエルボで降ることになるのかとも思った。まさかこんなことになっているとは思わなかったので、煙突のオフセット表を現場に持って来ていなかった。薪ストーブを設置する際に、煙突芯を何ミリずらすか判らないと、後で移動するのは大変だので、何としてもオフセットの情報が欲しかった。仲間の薪ストーブ店に電話して、メールでオフセット表を送ってもらった。
また、先日水平器で確認して煙突を固定したけど、その水平器が今一つ信頼できない感じで、微妙に煙突が傾いているようで、化粧板のど真ん中に煙突が来ていなかった。それを修正してから、最終的な煙突芯の位置を確定させて、下げ振りを垂らして、薪ストーブの設置位置を検討した。
現場監督に確認すると、「ちょっとくらい段差からはみ出してもいいから、上に乗せてくれ」ということだった。工務店の下請け案件だから、言われるがままにするしかない。
受注していたのは、煙突と薪ストーブ本体だけだったので、炉台、炉壁は建築工事で作る物だと思っていたが、結局段差の炉台だけで、炉壁はなしで、薪ストーブ設置工事当日を迎えた。
回避策として、炉台として遮熱板を敷いて、炉壁には衝立式の遮熱板を置くことを想定していたけど、この状況では無理なので、現場合わせで、特注の炉壁を制作を提案することになった。しかし、こちらもまた足場の時と同様で、「土曜日にお客さんが来るから、それまでに完成させて」ということだった。
この日は月曜日だったので、実質4日間しかない。鉄工所などで特急で作ってもらっても、この日数では無理がある。そこで、先日、棚板の遮熱板を作ってくれた鈑金屋さんにお願いすることにした。
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コメント
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ヒロさま;
この現場は色々あって本当に大変ですが、何とか無事に終わることを願っています。まだまだ完了まで予断を許しません。
雑誌の方は楽しんでいただけると思います。どちらもとても良い記事だと思います。