雑誌の記事と元原稿の違い

お盆の13日(土)、14日(日)のイベントの際に顔を出してくれたお客さまが、先日紹介した、薪ストーブの専門誌『薪ストーブライフN』の最新刊(No.45)に掲載されている。

この雑誌の記事と、お客様が最初に書いた原稿の初稿を比較してみると面白い。

2022年7月号 薪ストーブライフ No.45

雑誌の記事は「忖度なし...」というタイトルでのユーザーレポートという形で、お客様自ら原稿を書いて、写真を撮影して、編集部に送って作成された記事なのだけど、実際に雑誌に掲載される時には、文字数の制限で省略されてしまったりするということを、初稿と掲載文を比較すると感じることができると思う。

シングル煙突から二重断熱煙突に入れ替えたお客様の記事

今回、お客様のご厚意で、雑誌に掲載前の初稿を提供してもらったので、紹介しよう。

シングル煙突から二重断熱煙突への、煙突交換の詳細を書いた最初の原稿で、雑誌掲載の記事よりも、リアルかつ交換のメリットがわかる内容になっている。
<形見のストーブ>

1989年設置のモルソー1600は親父の形見 スキーが流行った遠い昔から私たちを見守ってくれています。

でも最近どうも調子が悪い? 別荘に来る回数が増えて着火する機会や薪の補充回数が増えたので気になりだしました。

窓が煤だらけだし、薪すぐ燃えちゃうし(燃費悪い)火の付きも悪いし そろそろ限界かな?

買い替えを考えた私は、2021年7月北軽井沢のかわはら薪ストーブ本舗さんに相談しました。

川原社長に現物を見てもらい困っている事、新しいストーブのメーカーや大きさの要望などを伝えました。

その後メールでのやりとり、北軽井沢のお店での対話で話を詰めていく中、川原社長の最終提案は

■このビンテージストーブ 壊れるまで使いましょう!
■煙突を交換しましょう!  でした。

えっ? それで大丈夫 煙突だけ変える?  性能変わるの? うぅ~ん! 素朴な私の気持ちです。

<工事がスタート>

8月の煙突交換は想像を絶する難工事、川原社長経験史上ベスト3に入る大変な作業との事。

30年前のストーブ、煙突の水準? 施工が普通の工務店?ではありますが ストーブ口元に直接乗っけるだけの超絶技法(笑)のシングル煙突を二重断熱煙突にキッチリ交換してもらいました。

新兵器の煙突ダンパーも装着された二重煙突はかなり男前 かつ 窓のガラス交換とスプレー塗装もしてもらい、ストーブもすっかり若返りました。 見た目は凄いぞ! 思わずガッツポーズです。

<同じストーブ? >

・・・いつもと同じに火入れですが・・・  

新聞紙を丸めて下に敷き小枝、細い枝を積み 小さい薪を井形に組みます それを30センチ程積み上げてSOTOバーナーで着火します。

でも最近は火が上手く付かないのでバーナーで直接薪を結構な時間をかけて燃やしていました。太い薪だと本当に火が付かず大変何回もやり直したりしてました。

でも今回 うぅ? 何か違う?ストーブの中 空気の流れがしっかりある感じ?煙突から空気が引っ張られてる? て感じ!

今までとは違いシッカリ薪が燃えています。  着火スピードが全然違う! 

煙突交換の最初の効果を実感した瞬間でした。

川原社長 いわく 二重断熱煙突になったことで、排気温度が下がらずに、上昇気流(ドラフト)の勢いがしっかりと維持されることで、薪ストーブが吸い込む空気も保たれるということです。なるほどなるほど。

・・・・綺麗な 炎がゆらゆら 憧れの光景が簡単に見れる・・・・

薪を大量に入れかなりストーブを高温にした時の短期間 空気を絞ると大きな窓に炎がゆらゆらします。

私にとって 憧れで癒しの光景でした。

でも最近 ゆらゆらはすぐ終わってしまい かつ ほっといたら窓のガラスが煤けて残念な絵になりほとほと弱っていました。

憧れの光景は限定された一時だけなのです。 そもそもストーブ買い替えを考えた一番の要因がこれでした。 

ところが煙突交換したら簡単に 炎ゆらゆらが見れます、しかも 長時間にわたって。

これは素晴らしい!  ダンパーでの調整も楽だし  炎は見てるだけで幸せですねぇ!!!

満足満足(感謝感謝)です。

・・・・燃費(薪の消化量)煤の付きが大幅減少が凄いです・・・・

薪の燃焼時間が伸びました、そして綺麗に燃えています。あとストーブが熱い時の薪追加投入 すぐ新しい薪に着火して勢いよく燃えだします。いままではずいぶん時間がかかり困っていたんですが楽々です。

<不二子も五エ門も大喜び>

我が家のソマリ猫ちゃん不二子と五エ門は寒がりなので嬬恋村での暖房対策は大変でした、 二人とも別荘は大好きですので毎回連れて来ていたのですが朝晩の冷え込みがキツイため GWや9月は、薪ストーブ、石油ストーブ、ファンヒーター、電熱ヒーターを駆使して温度管理をしてました。

それが煙突交換で薪の持ちが劇的に変った事で朝の冷え込み対策が完璧になりました。

薪ストーブの活躍で10月まで別荘に連れていけます。

不二子と五エ門はストーブの柔らかい暖かさが大好きです。 お腹を向けて 無防備な姿で寝ています。

本当に気持ち良さそう!! 妻もストーブの輻射熱は別格ねとご満悦です。

君たちも幸せですね!と言い バーボンを飲みながら 炎を見ている時が 私の至福の 時です。

壊れかけのモルソー1600が 煙突交換で生まれ変わりました!

このように、薪ストーブ本体を買い替えなくても、既存のシングル煙突を、二重断熱煙突に交換するだけで、劇的と言っても良い位、誰にでも体感できるはっきりとした効果が得られる。

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