基本に忠実な薪割り

まだ寒い時期に回収してきた楢原木だけど、すぐに割りたかったけど、しばらく放置してきた。

車が横付けできる現場で、店から車で2-3分という超恵まれた伐採現場だ。楢の原木が大量に発生。これをもらえることになった。 時間の取れる...

もしかしたらイベント等で薪割り講習するかと思って温存してきたけど、今年のイベントは生ビールと窯焼きピザのコラボイベントとなって、薪割り系の内容ではなくなったので使わなかった。そしてそのうち工事で忙しくなってきた。工事が一段落ついても、真夏の暑い時期には体力を必要以上に奪うので、涼しくなるまで待っていた。

ようやく、日中でも曇りで22℃位で、なおかつ工事が入ってない日ができたので、一気に1立米程度、久々に薪割りした。すごく久しぶりだったので、勘を取り戻すまで10分程度かかったけど、その後は比較的サクサクと片付いた。

涼しくなってきたので、ようやく薪割りした

概ね一辺が8センチ以内の断面になるように割った

節があるところや、分岐のところなど、どうしても細かく割れなかったり、正方形にならなくて長方形になってしまう薪も一部あるけど、概ね1辺8センチ程度の正方形に近い断面の理想的な薪の形状になるように意識して割った。

疲れてくると、ついつい大きめの薪を量産してしまいがちだけど、そうすると乾燥もイマイチになるし、仮に乾燥したとしても、そもそも不完全燃焼で効率良い燃焼をしない。貴重な薪のエネルギーを煤や煙として大気中に捨てるもったいないことになってしまう。「長持ち、火持ちが良い」というのは誤解で、単に不完全燃焼しているだけで、熱として回収できていない。

メジャーがない時には、空き缶やペットボトル等を定規(目安)にするのが良い

片手で包み込めるように3辺を軽く持てる位のサイズ感ということだ。

1辺が12センチもあるような正方形の断面の極太薪を1本入れて燻ぶらせるのと、その薪を4等分して一辺6センチの正方形の断面の適正サイズの薪を4本入れて、炎を立てて燃やすのと、どちらが暖かいか、きちんと熱になるのかを考えてみれば、同じ薪の量でも、形状で全然結果が違うということを理解できるだろう。

また、かわはら薪ストーブ本舗では、当店で薪ストーブ設置工事をするお客様で、ご希望の方には、無償で薪作りレクチャーも行うので、気軽に相談して欲しい。

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