薪ストーブは煙突で蘇る

これまでは煙突も煤で詰まって、ガラスも煤だらけで真っ黒になって、室内側へ煙がモクモクだった薪ストーブ。

シングル煙突から、二重断熱煙突へ入れ替えた後に、試し焚きしてみた。とても良く綺麗に燃えて、これまでの状態が嘘のように、快調になった。

工事完了後の火入れ

扉を全開にしても、室内側への煙の漏れは皆無。順調に立ち上がり、何の不安もない良好な燃焼。

良く燃えて、これまでの煤が嘘のよう

シングル煙突の時にガラスにこびりついた煤の拭き残しが若干残っているが、これは炉内温度が高くなれば、白く焼け飛んでしまうので、あまり気にしないで大丈夫だ。

最初は空気全開でガンガン焚いて、ある程度、炉内温度が上がってきたら、空気量を絞って二次燃焼させる。

温度も上がってきて、安定燃焼した

ガラスの右上の煤も、焚きはじめと比較したら、だいぶ少なくなってきた。

背景の海と綺麗な炎を同時に楽しめるリビングで、これからは快適な薪ストーブライフが送れるだろう。

二重断熱煙突の接続で本来の性能を取り戻した

実はこの家は、10年位前に新築の時に施主さんが建築ブログをやっていて、当時それを目にしたことがあった。その時に「海の眺望と薪ストーブの炎が同時に楽しめる素敵な家だなぁ」と思って、こんなお家の薪ストーブ工事ができたらと思っていたが、実際にその家の煙突入れ替え工事に呼んでもらって光栄だ。

薪ストーブは二重断熱煙突を接続することによって、はじめて本来の性能を発揮できるということが、今回のことことからも理解できると思う。現在シングル煙突で運用しているお家は、二重断熱煙突への入れ替えを検討することをお勧めする。お使いの薪ストーブが別物のように生まれ変わることを保証する。

また、新築時の薪ストーブ設置でシングル煙突を提案されたら「多少値段が高くなっても良いから二重断熱煙突で」と指定することをお勧めする。シングル煙突だと、結局満足できずに最終的に二重断熱煙突に入れ替えたくなるので、最初から二重断熱煙突にしておいた方が安上がりだ。

導入時の単純にシングル煙突と二重断熱煙突の価格差の問題だけでない。後からやり直すことになったら、工事代が二回分かかるし、最初に導入したシングル煙突を捨てることになる。そして薪ストーブは20年以上の長きに渡って愛用をする製品なので、二重断熱煙突にすれば空気を絞って薪を節約して焚ける。長期に渡る薪の消費量の違いも無視できない。

また、価格面だけでなく焚いている時の燃え方や満足度、使用感の良さも比較にならない。

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