ヒミエルストーブにて、シングル煙突と二重断熱煙突の比較実験に着手(2)

初日の二重断熱煙突での燃焼テストの生データ

二日目のシングル煙突での燃焼の生データ

着火後15分ごとにタイマーによるアラームを鳴らして、そのタイミングで各種データを記録。

後日エクセルに数値を入力してグラフを作成した。(二重断熱煙突については3日目の取得データを採用)

二重断熱煙突とシングル煙突の温度推移の比較

【焚きつけ後の立ち上がりの差】

シングル煙突での燃焼の場合は安定燃焼に達するまで、焚きつけ後2時間を要し、その間に使用したオガライトは7本
二重断熱煙突での燃焼の場合は安定燃焼に達するまで、焚きつけ後1時間を要し、その間に使用したオガライトは4本

■立ち上がり速度は2倍違い、薪の消費量も2倍違う

【安定燃焼時の薪の消費量】

シングル煙突の場合は15分に1本投入(1時間あたり4本消費)
二重断熱煙突の場合は30分に1本投入(1時間あたり2本消費)

■安定燃焼時にも、薪の消費量は2倍違う

【薪の投入をストップした後の温度の低下の速度】

シングル煙突での、薪ストーブのオーブン室温度が100℃まで低下するまでの時間は2時間
二重断熱煙突での、薪ストーブのオーブン室温度が100℃まで低下するまでの時間は約4時間

■二重断熱煙突の場合は、薪の燃焼終了時から2倍長く温度が保たれる

ロケット燃焼方式のヒミエルストーブの場合は、以上の結果が得られた。

※なお、今回の測定データは「薪ストーブのオーブン室」の温度であって「室温」ではない
※「室温」の場合は、今回テストした解放空間の工場はなく、閉鎖された室内の一般家庭の部屋でテストする必要があるので、機会があれば追加検証したい

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