新築時に薪ストーブの導入を考えている時に、住宅の間取りの設計は極めて重要だ。その際に、吹き抜け空間を作るか、作らないかで、かなり家の使い勝手が違ってくる。

薪ストーブの上部の吹き抜け空間のメリットとデメリット
吹き抜けがあると、二階も含めて家全体を、薪ストーブの暖気で効率良く暖められるというメリットがある。デメリットは床面積を稼げなくなることで、居室の数が減ることになりやすい。一長一短あるので、慎重に検討することになるだろう。

上部にシーリングファンをつけて暖気を循環させることは必須
吹き抜けを設定する、しないに関わらず、薪ストーブを設置したらシーリングファンをつけることを強くお勧めする。
どうしても暖気は室内の上の方に溜まりやすいので、シーリングファンで循環させてやることで、家の中、室内が均一な温度になって快適性が増す。特に吹き抜けのある空間は高低差があり、暖気が上部に溜まる傾向が強くなるので、シーリングファンは必須と言ってもいいだろう。

吹き抜け空間に接する二階の居室の窓をつけて積極的に暖気を取り入れられるようにするのがお勧め
また、吹き抜けを設定した場合は、二階の居室の室内側の吹き抜けに接している壁面に窓をつけることをお勧めする。必要に応じて開閉させることで、暖気を取り入れたり、遮音させたりと、使い分けることができる。

洗濯物を干せるようにしておけば、リビングから見えない位置でスマートに乾かせる
また、吹き抜け上部の二階にユーティリティスペースを設けると、そこで洗濯物を乾かせるメリットは大きい。リビングから見えない場所でスマートに干せる。冬場の天候の悪い時でも、薪ストーブの熱で早く乾燥してくれるので、お勧めのプランだ。
ちなみに、吹き抜けを設定しない場合でも、積極的に薪ストーブの暖気を二階にあげるための「かわはら式スリット化粧板」を使う方法もある。こちらのプランもお勧めだ。
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コメント
暖房を考える場合、空気は、基本的に動かさない方が良いと思います。風速1mの風は、体感温度を1℃下げるからです。
吹き抜けを作る時、階段等にドアを付けることが大切です。
循環する空気がダウンドラフトとなって階段室を下降すると、脚元が寒く感じてしまいます。
伊勢勘兵衛さま;
薪ストーブで全館暖房するのか、あるいは一階リビングだけで二階は暖めないのかと、根本的に前提条件が違いますよね。
それぞれの設計で、どう処理するのかが合理的かを個別に判断する必要があり、一般論では難しいと思います。