薪ストーブの炉内が熾火の時には炉内での調理に活用できる。連続して焚き続ける真冬だと炉内にの炎があって、なかなか炉内調理ができないけど、これから春になって少しづつ暖かくなってきて、薪ストーブを鎮火させることも多くなってくる。そんな時に熾火の状態がけっこう出てくる。
そんな時に、薪ストーブの熾火の上に、五徳を置いて、その上にスキレットを乗せて肉を焼いた。直接熾火の上にスキレットを置くのはNGだ。熾火の熱がダイレクトに、スキレットに伝わってしまって、食材を焦がしてしまう。適度な空間を確保するために、炉内調理の場合は五徳は必須だ。
また炉内調理の際の、重要なポイントは炉内の熾火の量だ。食材によって必要な熱量が違ってくるので、その見極めが大切だ。色々やっていると、イメージが湧くようになってくると思う。ピザ>焼肉>焼き魚>焼き芋という感じで、食材と必要な熱量の関係で左のメニューほど強い火力が適している。
ガスやIHのコンロでやると、コンロ周りに油が飛んで掃除が大変だけど、炉内の場合は油が飛んでも、そのまま焼け飛んでしまうので、掃除の手間が要らないのもメリットの一つだ。もちろん、熾火の力で良い感じで美味しく楽しく焼けるのは言うまでもない。
今回の塊肉は表面に焼き色をつけるだけで、その後、煮込んで中に火を入れるので、表面だけ良い感じで仕上げれば良い。豚や鶏肉の場合は、薪ストーブの炉内だけで仕上げるよりも、その後に野菜と一緒に煮こんで、柔らかく仕上げるのが合理的だと思う。
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