煙突で蘇ったパン窯

これまでスパイラルダクトのシングル(直径150ミリ)の煙突で薪窯を使っていたけど、排気があまりうまくいっておらず、以下のような問題があったそうだ。

・部屋に煙が出やすい
・予熱に時間がかかる
・薪の使用量が多い

焚きつけの時は室内(店内)が煙だらけになってしまったそうだ。

この相談を受けて2パターン提案した。一つは今回施工したように、セラカバーを被せて断熱化して、200ミリのスパイラルダクトをさらに被せて、二重断熱煙突にする方法だ。

もう一つは、煙突の根本から、既製品の二重断熱煙突に入れ替えて、さらに高さを稼ぐ方法だ。

今回は予算や工期の問題もあって、前者のプランが採用された。定休日に一日でサクっと終わらせる必要があるのだ。

工事の直後、効果があったかどうか、確認のため、普段通りに火入れしてもらった。

普段通りに火入れしてもらった

全く室内側へ煙が逆流することなく、綺麗な明るい炎で立ち上がっていくのを確認できた。薪ストーブ同様に、薪窯も煙突を断熱化すると、燃え方が明らかに改善する。激変と言っても過言ではない。

室内側への煙の逆流はなく、明るい炎で問題なくスタート

工事の時は定休日だったので、継続的に薪を追加して窯を予熱するところまでは確認しなかったけど、燃え方が良いので予熱の時間も短くなるだろうし、ドラフトが維持されて燃焼が良くなるので、ダンパーを絞れるようになり、薪の消費も減ることも、実際に稼働させれば明らかになるだろう。

ACOUSTIC Bread and Coffee
千葉県いすみ市岬町桑田1506-3
薪窯で焼く酵母パン
自家焙煎のスペシャリティコーヒー
暮らしを豊かにするアイテム

まだ、工事の後の、初めての週末の営業日が終わっていないので、実稼働での感想をいただけるのは、少し後になってからだと思うけど、楽しみだ。

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