近所でセルフビルドで別荘を作っている人の小屋の骨組みがだいたい完成したところで、薪ストーブ用の煙突をつけるために相談を受けた。本人は「屋根の低い方で、なおかつ出入り口とは反対側の奥」に設置しようとしていたが、私は「屋根の高い方で、出入り口に近い手前」を勧めた。
薪ストーブユーザーなら理解できると思うが、屋根の高い方に設置した方が煙突の高さを無理なく稼げることと、風の影響を受けにくくなるからだ。そして出入り口に近い方が薪の搬入で部屋が汚れるのを最低限にとどめられるからだ。
場所が確定したところで煙突部分の骨組みも小屋の骨組みに取り付けて、煙突の形が見えてきた。なかなか良いバランスで、完成が楽しみだ。
建築時、設計時から煙突を設置しておくと、後付のように単純に上にボコっと乗せるのではなく、きっちり骨組み同士を連結させることができて強度的にもしっかり取り付けられるのが判った。