バッフル板の補修

少し前の煙突掃除の時にバッフル板をスライドさせて元に戻す時にひっかかって動きが悪かったのでハンマーで叩いたら、脆くなっていて割れてしまった。

このまま放置して大きな問題はないのだが、本来の設計よりもバッフル板が短くなって炎の抜けが良くなりすぎる感じになって、気になっていた。気のせいかもしれないが、微妙に薪の燃焼速度が速くなるような感じがして気持ち悪かった。

そこで耐熱パテを使って補修することにした。天邪鬼な私は「薪ストーブ用」として売られている割高な耐熱セメントを使わずに、その半額くらいの自動車のマフラー補修用のものを利用することにした。耐熱温度が1000℃ということなので、薪ストーブの補修にも問題なく使えるようだ。

火を落としたタイミングで割れた部分に塗って、元のようにくっつけた。耐熱パテの説明書だと「エンジンをかけるまで一日くらい放置する」と書いてあるが、これは自動車のマフラーに使う場合だ。固まる前にエンジンをかけると排気圧でパテが膨らんで吹っ飛んでしまうのだ。(車検場で経験あり)しかし、薪ストーブの炉内のバッフル板の場合は圧力がかかるわけでもないので、くっつけた直後にすぐ火を入れた。

補修の後で何日か使って様子を見ているが、落ちたり剥がれたりすることもなく、しっかりくっついてくれている。元通りのバッフル板の形状に戻って、本来の設計どおりの炎の引き込まれ方に戻った。



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