薪ストーブの熾きを七輪へ移して使う

スーパーにはカセットコンロやボンベが品切れになっているが、薪ストーブと七輪があればガスや電気が止まっても、普通に料理できる。(ちなみに、薪ストーブがなくても、七輪と炭があれば、売り切れになっているカセットコンロやボンベがなくてもOKだ)
薪ストーブをガンガン焚いていると、炉内に熾き火がたくさんできる。それを火バサミで七輪に移して金網を置くだけだ。いちいち炭を買ったり、炭に火をつけたりすることもない。
七輪と言うと、すぐに「一酸化炭素中毒・・・」と神経質になる人もいるかもしれないけど、密閉した車内のような狭い空間で使わない限りはそんなに心配することもない。ちなみに我が家では普通に屋内の食卓で何十回も使っているが、一度も死人は出ていない。気になる人は、使用後に残った熾き火を薪ストーブに戻してやればさらに安心だ。火災のリスクもそのほうが少ないだろう。
取り扱いは面倒で手間がかかる薪ストーブだけど、こういう非常時にも普段とほとんど変わらずに、暖房はもちろんのこと、調理や照明器具として活用できる。七輪があると、さらに調理の幅が広がる。
もちろん、七輪がなくても、熾き火の量によっては、薪ストーブの炉内に五徳を置いて、金網を敷いて、その上に食材を乗せて炉内で調理することもできる。炉内の熾き火で魚を焼いたりすると、室内に煙は出ないし、後片付けの手間もないし、とても便利なのだ。
オール電化住宅は原子力発電所や化石燃料に頼り切っているので、こういう非常時には全く役に立たなくなる。それを痛感している人も多いだろう。原子力発電所は放射能漏れのリスクがあるし、化石燃料だって中東情勢次第でいつ輸入が止まるか判ったものでない。こういう脆いエネルギーに頼らない生活の第一歩として、薪ストーブを検討する人も、これまで以上に増えるのではないだろうか?

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