「薪ストーブ」は英語では”wood stove”ではなく”wood burning stove”が正しいということもこの機会に憶えておこう。間違った和製英語を広めないようにしたい。”wood stove”という場合は外人には「木製のストーブ」ということで、本体が燃えてしまう焚き火のようなものだと認識されてしまうだろう。やさしくて賢い外国人はきちんと推測してくれるだろうけど、直感的には「木の箱?」というイメージだろう。
ボーイスカウト、ガールスカウトをやっていた人から教えてもらったキャンプでの焚き火の方法からヒントを得て、薪ストーブの着火に上から点火方式を、私はもうずいぶん前からやっているけど、ベルギーのドブレのサイトでも最近この方法が動画で紹介された。
あちこちのブログで8月に薪ストーブを焚いたという話題が出てきていたので、私のところも機会をうかがっていたが、今日は太陽も出ていないで比較的涼...
これから春に向けて少しずつ暖かくなってきて、薪ストーブから完全に火が落ちてしまって一から焚きつけることもけっこう出てくる。そんな時に試してみてはどうだろうか?
フランス語の説明なので言葉が全く判らないのだけれども、動画を見ると何となく、言っていることは推測がつく。多分こんなところだろう。(何故かオカマ風)
「もしかして焚きつけの時に煙突から白い煙がモクモク出ていないかしら?あなたはまだ新聞紙の上に細い枝をボコボコ置いたりしているのかしら?そんなやり方をしていたらそうなっちゃうわよ。ろうそくに火をつけるときみたいに簡単に煙が出ないとっておきの方法を教えてあげるわ。このくらいの大きさの小さめの焚きつけの薪と、カンナ屑みたいな木の繊維があればそれが種火になってくれるのよ。それぢゃあ、実際にやって見せるわね。まずは空気の調整とかダンパーが全開になっているのを確認してね。そして炉の中の下の方に太めの薪を井桁に組んでいってね。井桁に組めない小さな薪ストーブの場合には積み重ねても良いことよ。そしてさきほど、ご紹介した焚きつけの細い薪と焚きつけ材をその上に組んで、マッチ一本で火をつけるだけ。少しづつ下の太い薪に炎が広がっていくの。煙突からの白い煙もご覧のようにほとんど出ないのよ。炎が燃え広がったからといって、すぐに空気を絞ったり、ダンパーを閉じるのはダメよ。しっかりと熾き火ができるまで全開でガンガン焚いてね。十分に熾き火ができてから、はじめて調整するの。それが暖かさの長持ちの秘訣よ。必要に応じて薪を追加して、それが十分に燃えてから、空気を調整してね。暖炉の前でゆっくりとお酒を飲みながら読書も最高なのよ。」