ドブレ350CBの設置工事の帰り道にそれは起こった。凍結した路面でいきなり後輪が横滑りして、そのまま山にフロントから激突して、横転してしまった。後で確認したら、完全にツルツルに路面が凍り付いていてスケートリンクのようになっていた。普通だったら後輪が横滑りした瞬間にカウンターステアを当てると修正できるのだけど、全く制御がきかなかった。
レッカーがくるまで二次災害を防ぐためにパトカーが警備
JAFによる救援作業
不幸中の幸いなのは、同乗者みんな大きな怪我がなかったことだ。当然、衝突の衝撃で打撲、ムチウチ、切り傷などの軽い怪我はしているけど、骨折するとか、身体が車体にはさまれてしまうなどの重症ではなかったのが救われる。また事故の際に対向車がこなかったこと、電柱や立ち木などの硬いものに衝突しなかったこと、道路を完全にふさがずに止まったことなどもラッキーだった。
仕事に行く前に薪ストーブを積んでいる時でなかったのも良かった。積んでいたら間違えなくガラスが割れたり、鋳物が壊れたりして、使い物にならなくなっていただろう。
翌日以降の仕事の段取り、スケジュールが大きく狂ってしまったことが悔やまれるが、「色々なことに気づかせてくれた」と前向きに解釈したい。何かの弾みで一つでも違ったら、この世から消えてもおかしくはない状況だったわけだ。自分が死んでもこのブログの記事が残れば、薪ストーブに対する知識、情熱、愛情も、読む人が読んでくれれば理解してもらえるだけの資産にはなっているだろうけど、いつ死んでも悔いのないように、精一杯、一日一日を大事にしていかないとならないと改めて思った。
色々と、ご心配とご迷惑を各方面におかけして、申し訳ございません。このようなブログの記事をかけることや、上記の現場での写真や動画を自ら撮影できていることからも推測できると思いますが、大事には至っておりませんので、ご安心下さい。今後ともよろしくお願いします。
