札幌駅周辺のビルの熱供給の熱源の20%がバイオマス燃料

札幌駅の駅ビル「JRタワー」の展望台700円で、地上38階(173メートル)の高さから札幌の景色は360度一望できる。この高さは東京とか上海とかだと「たいしたことない」となるけど、札幌では他に高いビルがないので素晴らしい眺めだ。札幌に行ったら、是非とも体験したいお勧めスポットだ。
今回は昼間に行って景色を堪能したけど、晴れた日の夜景も綺麗だろうと想像がついた。
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南側の展望(120度のパノラマ写真)
ちなみに北側の展望と楽しみ方はこちらの記事にアップ
設計事務所「ゴンドラ」の小林純子氏による設計の「圧倒的開放感を独り占め」のコンセプトのトイレもユニークだ。恥ずかしくて出るものも出なくなる人もいるかもしれないけど、できることなら体験しておきたい。
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もちろん男性用も圧巻で、地上に排尿するがのごとく気持ち良く楽しめる。
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札幌の南側の展望を眺めながら排尿できる
ここでおしっこしていたら、近くにある巨大な赤と白で塗装されている煙突された目についた。
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パンフレットには記載されていなかったので、降りた時に職員に訊いてみたら「北海道熱供給公社で、札幌駅周辺のビルに熱を供給している施設」ということだった。
熱源を調べてみたら天然ガス80パーセントで、残り20パーセントはバイオマス燃料を使っている。かなりバイオマス燃料が浸透しているのだと驚いた。
その後、さらに公式サイトを通じて質問をしたら丁寧に回答をくれて、この中央エネルギーセンターでは配管を通して温水(200℃の蒸気)を送り冷暖房の熱源にしているということだ。
巨大設備で高温で焚いて燃焼効率が非常に高く無駄が少なく、排気もクリーンになっている。高さ90メートルの煙突の、この写真の状態も稼働中だったということだけど、目視確認できる白煙は上がってない。
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コメント

  1. shige02 より:

    この場合は、ドメティックのアブソープションシステムのように、冷房するのでしょうか?
    薪ボイラーで冷房ができると面白いと思いました。

  2. かわはら より:

    shige02さま:
    どういうふうになっているのか、私も興味あります。
    気になりますよねぇ。