基本的には焚きつけからはじまって、追加薪の投入、二次燃焼に入ってからの空気調整、そしてその薪が燃え尽きてきた時の追加投入の方法まで一連の流れで、基本的な操作方法を説明している。これだけでも2-3時間はかけている。
さらに要望があって、食材や道具があれば、熾き火になってからの薪ストーブ料理のレクチャーも行うこともある。
今回の富山での薪ストーブ設置コンサルの際には小さなお子さんもいたことから、マシュマロ焼きからはじまって、ピザ生地こねて、ピザ焼き、焼きリンゴなど盛りだくさんの薪ストーブ料理も実感してもらった。
熾き火の炉内でピザを焼いた
子供が手作りしたピザ
新型ヘリテイジのサイドローディングは扉のヒンジが下にあってトースターのように開いて灰が落ちにくくなった
全くの未経験だと炉内の炎や熾き火の状況に応じた料理の仕方のイメージがつかめないけど、このように一回でも実際にやったところを見てもらうと、次回から自分たちでやる時にも遠回りしないで済むだろう。
コメント
自分の時は焚きつけたあとは言葉の説明だけで、『最初の数回は鋳物の臭いが凄いので温度を上げすぎないように窓を開けて焚いた方がいいと思いますよ』と、アドバイスをもらっただけでした。
最初の年は窓ガラスに煤が付くことが多かったけど、試行錯誤の末、今はガラスを汚すことはほとんどありません。
取扱説明に数時間、しかも料理レクチャーまで…
羨ましいです。
この高級機種の薪ストーブは初焚きの臭いは気にならないくらいなのですか?
もんもさま:
ほとんどの薪ストーブ店では「火入れ式」と称してその程度の説明しかしていないのが実情です。
レクチャーを受けなくても自分で試行錯誤して学んでいければ良いと思いますが、受けたい場合はご相談いただければ他店で施工した場合でも対応しています。
この薪ストーブは、ほとんどの部分がソープストーンという石でできているので、塗料や油が塗ってある鋳物製や鋼鈑製と比較すると、あまり臭いは気にならなかったですねぇ。