既存の薪ストーブを移設したいという案件

静岡県伊東市の煙突掃除&薪ストーブ本体メンテナンスの次は、静岡県伊豆の国市に移動した。既存の薪ストーブをリフォーム工事に伴って、別の場所に移設したいということで相談を受けた。とりあえずは現場を見ないことには、はじまらないので今回の伊豆、長野の薪ストーブの旅のタイミングに合わせて訪問させてもらった。
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現在のリビングで使用している薪ストーブ
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炉台を浮かせて床面を熱から保護していた
DIYで煙突工事をして、シングル煙突だと燃えが悪いのでセラカバーを使って、屋外まで二重断熱煙突としたそうだ。この施工も私がかつでやったことに似ている。
煙突の設置(4) on 川原和博の日記帳
振り返ってみたら、もう10年近く前のことで、色々思考錯誤したことが懐かしくなった。でも、自分でやったことがあるからこそ、こういうのを見ると、施主さんがどれだけ苦労しか想像がつくし、今回のリフォームで、自分で再びDIY施工するのではなく、私に相談するというのも理解できる。
セラカバーをして二重断熱煙突をDIY施工したというのも似ているけど、それだけでなく、びっくりすることがあった。何と今回、声をかけていただいた施主さんもオーディオ好きだということだった。オーディオシステムは現在リフォーム中なので片付けてしまっていて見る(聴く)ことができなかったので、リフォームが完了するのを楽しみにしたい。そしてただの「オーディオマニア」というだけでなく、お祭りの時などにPA(パブリック アドレス/音響)までやっているそうだ。実は私も学生時代に文化祭や、アルバイトでPAをやっていたので、どういう世界か理解できるし、機材を見れば本物か、オモチャかも判る。倉庫で見せてもらった機材から本物だと判った。屋外のイベントでも高音質で大音量再生できる物量だった。
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リフォーム中のダイニングキッチンに移設
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煙突はこのベランダスペースを立ち上がる
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ベランダ上部の屋根をエルボでかわす配管経路
現在薪ストーブが置いてあるリビングは薪ストーブを移設した後には、煙突はそのままにしておいて、この薪ストーブを導入する前に使っていて、現在倉庫で眠っている中国製の鋳物薪ストーブを復活させて、ここは趣味のオーディオルームとして使う予定だそうだ。
それにともなって、移設先のダイニングキッチンの方は、新規で煙突の立ち上げ工事となる。そのための採寸をして、帰宅後に部材の拾い出しをすることにした。
リフォーム工事を請けたハウスメーカーの営業さんも打ち合わせに来ていたので、炉台、炉壁の寸法、壁面の煙突開口位置やサイズの指示を出しておいた。
今回の打ち合わせは、この現場だけで終わりかと思ったが、その後でさらに驚くべき出来事が・・・。(数日後の記事に続く)
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