理想の薪小屋が、ついに完成♪

薪ストーブを使うに当たっては、薪の乾燥は極めて重要だ。
薪ストーブの性能の違い以上に、大きな結果の違いがある。どんなに高性能な薪ストーブを使っていても乾燥不足の薪を使えば煙モクモクで全然温まらないし、ショボい薪ストーブを使っていても、乾燥した良質な薪を使えば、温かく快適に気持ち良く燃えてくれる。そのくらい「薪」の性能は重要なのだ。これを甘く見ている人がけっこう多い。
※参考URL (含水率10パーセントの違い)

その魅力にすっかり魅せられてしまっ た 広報部員2です 。 薪ストーブを使うためには薪が必要ですが、実はこの薪、十分に乾燥したものを使わないと煤(すす)がたくさん出てしまいます。また薪に含まれる水分を蒸発させる為にエネルギーを使ってしまうので燃焼効率が悪くなります。  ...
もちろん、高性能の薪ストーブで良質な薪を燃やすのがベストなのは言うまでもない。
それを得るために、これまでの薪作りのノウハウを結集して、自分の考える理想の薪小屋を作ってみた。

1.強い風が吹いても横から雨が当たらない
2.直射日光による温室効果の高温で、薪の水分をより早く蒸発させることと防虫効果を狙う
3.蒸発した水分は開口部分の養生の仕方で通風して飛ばす
4.上下段の入れ替えなどはメッシュパレットボックスをフォークリフトで短時間で簡単に作業できる
5.道路付けを良くして、フォークリフトがなくても、車を横づけしても薪の出し入れが可能
6.玉切り、薪割りの作業場が隣接していて、単純な薪の移動のために、時間や手間をかけずに済む
7.複数の造園屋さんや、伐採業者と提携して、ダンプカーで原木を作業場まで持ってきてもらえる体制の構築
8.鍵のかかる道具置き場の小屋を併設して、薪作りの道具を収納しおける
9.薪小屋の雨樋から雨水をタンクに溜めて、洗い物などにも使用可能にする
10.開口部分の密閉具合をコントロールして、必要に応じて時計型ストーブなどで煙による燻製消毒、殺虫も可能

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開口部分は透明のビニールシートで養生して、必要に応じて通風して湿気を出せるようにする
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メッシュパレットボックスに詰め込んだ薪を、フォークリフトで効率よく出し入れして場所の入れ替えができる設計
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開口部分以外は全て透明のポリカ波板で覆って、風雨の影響を避けるとともに、温室効果を狙っている
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作業場全景
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ダンプカーで搬入した原木を、効率良い動線で薪作りできるようになった
これから、ガンガン薪作りして、この薪小屋を満載したい。
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コメント

  1. ゆで落花生 より:

    理想的で素晴らしい薪棚の完成ですね。
    ヤード側に開口がなくて、最初「?」となったのですが、道路側ならヤードにいくら原木を積んでも困らないための工夫に気付き、さすがかわはらさんだなと思いました。

  2. かわはら より:

    ゆで落花生さま:
    最初はヤード側から出し入れするつもりでしたけど、冷静に考えると道路からの方が広く使えるので、変更しました。
    それから車を横づけして薪を積み込む時にも、ラクですしね。

  3. 匿名 より:

    フォークリフトにナンバーがありません公道での使用は法令違反ではありませんか?

  4. かわはら より:

    ここは公道ではなく私道です。