材木屋さんと工務店の横のつながりで、紹介された既存住宅のリフォーム中の現場。
ユーザーは部屋のコーナーに大型のストーブを設置希望ということだった。事前にその情報を聞いていたので、サイズを調べたら横幅が300に対して奥行が800もある、極めて大型の長細い長方形の機種だった。
施主さんの設置希望の位置を確認すると、部屋の一番片隅のコーナーだった。
奥の家具が置いてある場所のコーナーに大型ストーブを設置希望だった
その場所だと、そもそも、煙突を壁面からも、屋根面からも立ち上げるのが困難
お客様の希望だと、正面から見た場合のサンルームの左側が煙突の位置になるが、屋根が複雑に二段重ねになっていて、庇(ひさし)の出っぱりにも干渉してしまうし、外壁か内装を引っ剥がす大工事となってしまい合理的ではない。また900×900のコーナーには大型ストーブを入れるのも物理的にも無理がある。
そのため、窓と窓の間の壁面部分を炉壁として小型ストーブを設置する提案をした。この場所であればベランダを煙突貫通させるだけで済むので、それほど大掛かりな工事にはならず、合理的だ。暖房面積もこのリビング一室だけなので小型ストーブの出力でも十分だ。
とりあえず、今回は工務店経由の仕事で、直接施主さんと話しているわけではないので、私のプランが承認されるかどうかは、まだ不明だけど、また進展があって工事が始まったらレポートしよう。
ベランダを煙突が立ち上げて、大屋根の破風板に固定する作戦
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