千葉県富津市で建築中の喫茶店の店舗工事だ。年末の引き渡し直前で、薪ストーブ屋の私の他に、電気工事屋さん、設備屋さんが現場に入ってバタバタしているところだった。動線がかちあったりして、作業しにくかったけど、何とか無事にこなすことができた。
設備屋さんがユンボで配管埋めている作業と、チムニーの場所がバッティングして、途中で梯子をどかして、効率は今一つだった
チムニーの上に私が乗って作業している時に「ユンボで穴を掘りたいから梯子どかしていいですか?」という展開になって、びっくりしたが、煙突をチムニー内に配管して室内側の作業ができる状況を作って、無駄な待ち時間が生じずに済んだ。このチムニーの上で、3メートルの煙突を吊り込む作業が今回の設置工事の山場だったが、これが無事に済んでホッとした。(3本の1メートルの煙突をチムニーの上に立てて、この上で煙突を連結して3メートルにしてからチムニー内に入れた)
何とか無事に煙突工事完了
暖炉の外観風のチムニーが目を引く(暖炉のある喫茶店というふうに近所のランドマークになりそう)
メンテナンスできるように直接二連梯子をかけられるように提案して、そのプランが採用された。
ユニークで特徴的なエージング技法の炉台、炉壁周り
設置工事完了、すぐに火入れした
暖炉のイメージのスペースに薪ストーブが入っている設置プランだ。当初は、普通に壁の手前に設置する形で依頼を受けたのだけど、店舗なので飲食のテーブル配置の際に邪魔になりそうなことと、煙突掃除の時にトップが屋根の中途半端なところにきてアクセスするのが困難になってしまうことから、一石二鳥の提案をした。このように、かわはら薪ストーブ本舗では、依頼を受けた内容を鵜呑みにしないで、その現場で考えられるベストのプランを提案している。
お店の開店が楽しみだ。開店して、火が入っているところを再訪問することができたら、所在地、店名、営業日、営業時間なども含めて、また改めてレポートしたい。
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コメント
暖炉に見間違う立派な煙突は確かにランドマークになりそうな素敵な喫茶店になりそうですね! 私も行きたい感じです。少しだけ?費用は張りますが因みに暖炉風のデザインですからビルトイン暖炉薪ストーブにしてはここはダメだったんですか?
うさぎさま:
そのうち機会があれば、行ってみましょう。
おっしゃる通りで、ビルトインも似合いそうな現場ですね。しかし、この現場、実は既存ユーザーの薪ストーブの移設案件だったのですよ。