かわはら薪ストーブ本舗で、定期的に煙突掃除や薪の配達に行っているお客様宅から、屋根の塗装の依頼を受けた。
煙突掃除の時に屋根に上った際に屋根面の塗装の劣化が気になったので、お客様に報告したら、そのまま依頼となった。昨年小田原で塗装作業したことをブログで読んで知っていてくれたからだ。
私が一人で作業すると時間もかかってしまうし、その間に本業の薪ストーブ設置工事ができなくなってしまう。ここのところ、薪ストーブ設置工事、煙突工事が立て込んでいるので、長期間、塗装工事の現場に張りつくのは難しい状況になっている。複数の人員を投入して短期間で一気に終わらせた方が、施主さんにとっても負担が少ない。
そこで、今回の現場は、普段から薪ストーブ設置工事の時に動いてくれている職人にお願いした。
私が仕事を任せている職人は、丁寧な仕事で、手間を惜しまず、手抜きしないし、仕事の進め方も慎重なので、安心なのだ。一度も仕事を振ったことがない不安のあるところに投げてしまうと、何かあった時にお客様からの信用を無くしてしまう。今回の現場にしても、塗装屋さんでアルバイトしていたこともある私が自分で作業するよりも、上のレベルと思える人でないと任せられない。
塗装作業の工程の中で、塗料を塗るよりも、はるかに重要で手間と時間のかかる作業が下地作りだ。金属板の屋根の場合には、劣化した旧塗膜や汚れを研磨する地道な作業だ。塗装屋ではこの作業をケレンと呼んでいる。これを手抜きすると、塗料の定着が悪くなる。
この作業を行うことで、その後の塗料の定着が良くなる。手抜きすると、塗料がはがれやすくなる。
トタンを止めている釘が浮いている箇所は一度釘を抜いてケレンして、再び釘を打ち直している。
そして、いきなり塗料を塗るわけではない。塗料と金属板を定着させる接着剤替わりのプライマーを塗る。
プライマーの上に初めて塗料を塗る。
塗料も一回だけ塗るのではなく、完全に乾いた後に、もう1回塗っている。色は同じだけど、光の反射の仕方と艶の違いで、中塗りと上塗りの境界が判る。
このように、ケレン→プライマー→中塗り→上塗りと手間と時間をかけて、耐久性のある美しい仕上がりが作られるのだ。
塗料にも色々ある。ホームセンターで売っているような安いやつから、専門の塗料屋さんに行かないと買えないようなグレードの高いものまで千差万別だ。ただ、色だけを見て同じようでも中身(耐久性や性能)は全然違う。
私が塗装屋でバイトしていた時のスタッフからのお勧めで、屋根の塗料といえばミズタニというメーカーが塗装業界では定評があるということだった。その中でも、遮熱性に優れた塗料で快適サーモFという製品を今回は提案して採用された。性能が良い製品なので、価格も安くはない。ちなみに、塗料の材料の値段だけで、面積にもよるけど、20-30万円くらいはする。
http://www.polyma.co.jp/products/roof/thermo/2017thermo.pdf
このように、かわはら薪ストーブ本舗では、住宅関連、リフォーム関連において、提携業者を紹介することで、総合的にお客様の満足度の高いサービスを提供している。
薪ストーブ設置工事だけでなく、リフォーム関連でも、信頼できる業者が見つからない場合は相談して欲しい。チムニー作成工事、炉台炉壁作成工事などで普段から私と取引している安心して任せられる工務店を紹介する。
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コメント
やはりこの案件が来ましたか~!
約10年後の我が家の再施工も今から予約お願いします笑
依頼する側としては妥協しない川原さんにお願いするのは安心です。
湘南の民さま;
ブログを読んでくれての依頼はありがたいです。依頼を受けたからには、しっかりやりたいと思います。