薪ストーブのシーズン終盤だけど、触媒機の場合には燃え方が今一つになってくるケースも多い。理由は単純で、触媒が灰で詰まってきているケースが多い。
シーズン終了後の煙突掃除の時にメンテナンスするのが一般的だけど、途中でも燃え方が今一つになった時には、火を落として本体が冷めている状態の時に、触媒を掃除してやろう。ひと手間かけるだけで、劇的に燃え方が違ってくる。
触媒の点検口を開けてチェックしてみよう
こんな感じで燃焼中に巻き上げた灰や、触媒で燃やした煙の燃えカスが触媒に詰まってきている
この状態では排気がスムーズに流れないのは、一目瞭然
触媒を取り出して刷毛などで、清掃してやる
ご機嫌な燃焼が復活
国産の鋳物ストーブ岡本のAGNIは炉内で分解するような面倒な作業の必要もなく、天板の蓋を取り外すだけで、簡単に触媒にアクセスできる設計だ。このようにメンテナンス性に優れた薪ストーブだと、ユーザーが自分自身でも気軽にメンテできる。
欧米の機種だと、ユーザーが自分自身で分解メンテするのが大変な場合もあるので、その場合には呼んでいただければ対応する。シーズン終了を待たずに、この時期でも、煙突掃除と同時に行ってしまうのがベターだ。無理に不完全燃焼させていると、急激に煙突が煤やタールで詰まって、煙道火災の原因になる。
シーズン終盤に、シーズン中に溜まった煤に引火して、煙道火災になるケースが散見されるので、甘くみないでちょっとでも、普段と燃え方が違うと思ったら、早めに対処した方が良い。
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コメント
燃費と排気の両面を大事にする(私はあまり気にしてないクリーンバーン派)触媒派の方々にとり国産の岡本アグニは優れているんですね。
うさぎさま:
人件費の高い日本で生産されている時点で、世界に出るのは厳しいと思います。