アルテックのソープストーン製の小型機種「ノーブル ベーシス」 インプレ

煙突工事に引き続いて、薪ストーブ本体の搬入と煙突接続だ。

今回は平屋の高気密高断熱の住宅だったので、オランダ製の小型のソープストーン製の薪ストーブのアルテック ノーブル ベーシスの選択となった。

ちなみにベーシスというのは4本脚の一般的な形状のモデル、デポというのはログボックスがついていて薪が下部に収納できる少しだけ背の高いモデルだ。

ソープストーン製の薪ストーブには、他にもアメリカ製のハースストーンが選択可能だけど、最近のアメリカの排煙規制のためのフルモデルチェンジで触媒を内蔵するようになって排気経路の切り替えのための可動部分のダンパーが熱が加わる場所にあるので、耐久性に疑問があるので、あまり積極的にお勧めしていない。
また、デザインもヨーロッパ製はすっきりとシンプルなもの、アメリカ製はコテコテした装飾性のあるものという、一般的な傾向の通りで、こちらも好みの別れるところだ。

既存住宅で、小屋裏の寸法が確認できないままの、煙突発注だったので用意していった煙突の組み合わせだと、微妙に長くてスライド煙突が入らなかった。そこで、ストーブジョイントのシングル煙突部分を切断、スライド煙突のインナー管を切断して、短くして、なんとか無事に納まった。

天板と炉内の石、炉底のロストルを取り外して軽量化してから搬入

今回の炉壁は鉄板で現場で組み立て式の物

設置完了後、早速火入れ

軽井沢では、まだ寒い日があるので、工事完了後にすぐに火入れ説明をした。

いい感じで納まった

炎がとても綺麗でスムーズな立ち上がりだった

十分に乾燥した小割りの薪で焚き付けしたこと、ストレートに真っすぐ屋根から抜いた、口元からのオール二重断熱煙突(国産の新宮商行SCS匠)の採用の組み合わせで、非常にスムーズな立ち上がりだった。

北軽井沢店のデモ機として置いてあるグランデノーブルデポの場合は、煙突の横引きが長いこともあって、手抜きして太目の薪で無理やり燃やすみたいなことをすると、立ち上がりが悪く苦労することもあるけど、今回は理想的な条件での運用なので、本当に気持ち良く燃えた。

私が帰った後も焚き続けて、火が落ちても夜までソープストーンが蓄熱してくれて、エアコンをつけなくても部屋が暖かかったとメールをもらった。

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