かわはら式角トップの取り付け

小田原の現場ではチムニー寸法の誤りがあったため、先にチムニー内への煙突固定工事と、室内側の煙突工事、薪ストーブ設置工事を済ませてしまい、ブルーシートで仮の雨仕舞いをしておいて、後日、天端の寸法の修正工事をしてから、角トップを取り付けるという段取りとなった。

角トップ取り付けの当日には、今にも雨が降りそうな雲行きで、なおかつ朝はちょっと雨がパラついたようで微妙に屋根が濡れていたので、チムニーにロープを固定して、角トップを運ぶ時に屋根の上で滑らないように慎重に作業した。

煙突を取り付けたチムニー天端部分

角トップのベースを天端に取り付け

命綱固定用のボルトを取り付けるところだけ、ネジの直径を太く(M16)にして強度を確保している。

断熱材の敷き込み

角トップ本体を乗せる

新幹線が背景の完了写真

以前、この現場の屋根の塗装工事をした時には、存在しなかったチムニーができた、塗装工事の前の屋根とは全く別物になって感慨深いものがある。

塗装の本番で、今までの苦労が報われる

よく観察すると、角トップの側面の固定ボルトのところに、命綱固定用のフックがかけられるようになっている。ここにステンレスの鎖を取り付けて屋根の上に垂らしておけば、煙突掃除の時に屋根に上る際にも、手でつかむことができて、転落リスクが大幅に減少する。

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