薪ストーブブーム?(工務店からの依頼が立て続けに3件入った)

最近はキャンプでの焚き火や、アウトドア用の薪ストーブがブームらしい。それを体験して、自宅でも薪ストーブを使いたいという人も出てきているのかもしれない。

キャンプブームの中で探る 自然との調和を大切にする「日本的アウトドア」とは(連載第1回)

ここのところ、工務店からの既存住宅へのリフォーム時の薪ストーブ設置の依頼が立て続けに入ってきている。工務店やお客様が希望する設置場所で問題ない場合もあるけど、全然違う場所の方が良い時には、大胆に場所の変更を提案している。煙突をどういうレイアウトで配管するのが合理的かで、その現場での設置場所は自然と決まってきてしまう。

煙突はなるべく真っすぐ屋根の高い位置から抜くのが基本で高さを4メートル以上確保が基本だけど、それができない場合には横引きは最低限にして、無理なく煙突掃除できるようにするというのがポイントだ。

現場に到着

今回はこのプランでいくことにした

ALCの建物のため、ALC用のアンカーボルトを使えば、任意の場所で煙突を外壁に固定ができるからだ。通常のサイディングの建物だと、煙突の位置に都合良く構造材は入ってないからボルトが効かないので、簡単に外壁には固定できないけど、今回は割合と楽にできそうだ。

2件目は平屋住宅への設置案件だ。こちらは建物の端の屋根の低い位置での設置を希望されていたけど、煙突高さが稼げないので、棟に近い場所への変更を提案した。依頼してきたのが工務店だったので、チムニー作成、炉台、炉壁、外気導入についても、その場で打ち合わせ、指示してきた。
3件目は数年前に、工務店事務所に設置するため、薪ストーブ本体のみを店に引き取りにきた工務店から電話が入って、お客様が薪ストーブを設置するから、この後で来店するということだった。たまたま千葉に滞在しているタイミングだったので、対応できてラッキーだった。

いずれも仕様が固まる前の段階で、きちんと打ち合わせできたので、無理ない合理的なプランが提案できたと思う。間取りとか、薪ストーブの配置をきちんと考えないと、使いにくくなるので、このように早めに話を持ってきてもらうと施主さんは快適な薪ストーブライフを送ることができるので、工務店に対する信頼も高まると思う。

このように、顧客満足度のためにも、薪ストーブのある家を提案する場合に、工務店の下請け業者として、かわはら薪ストーブ本舗を活用してもらいたい。

工務店向けパンフレット(表)


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