RC(鉄筋コンクリート)の外壁に煙突を貫通させる案件が入った。
実際の煙突工事、薪ストーブ設置工事は年明けの予定だけど、前もって今のうちにコア抜きをやっておかないとスムーズに進まない。施主さん、コア抜き業者、私の三者立ち合いのスケジュール調整をして、クリスマスイブに行った。
木造建築の場合には壁面の内部に柱や筋交いが入っていることを考慮して貫通位置を決めるが、RCの場合にはそれは考えなくて良いので比較的自由度が高い。
今回は炉台、炉壁も作成しなくて良い状況だから、どこを抜いても、あまり大差はない状況だけど、お客様が希望する薪ストーブの設置位置にしないとならない。まずは、場所を、お客様に位置を決めてもらう。空のダンボールを置いてイメージをつかんでもらった。
左右の位置はどこでも良いのだけど、高さ方向に関しては、煙突の長さ、窓枠と化粧板が干渉しない位置なども考慮して決める必要がある。複数の要因を総合的に考慮して、最終的な場所が決まったら、煙突の芯の位置に印をつけて、コア抜きの専門業者に指示する。
さすがに穴が開いたままの状態で、年明けの煙突工事まで2週間近く放置するわけにはいかないので、ガムテープを貼って養生しておいた。
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コメント
かわはらさんにはめずらしく、横引きなんですね
abcさま;
おっしゃる通りですね。基本的には屋根抜きを推奨しますが、今回はRCのビルなので、床、天井、屋根なども抜いていったらとても大がかりな工事になって、とても予算内に納まらなくなるので、やむを得ず、このプランを提案しました。