薪ストーブの炉壁にタイルを使う場合、下地のケイカルにどのように接着するか大切だ。特に指定しないで普通にタイルを貼る場合にはケミカルの接着剤を使うケースが多い。接着剤は熱に弱いので、炉壁のような高い温度の場所だと溶けてきて、やがてタイルが剥がれ落ちてしまう。炉壁のタイルはモルタルで接着が正解だ。
しかしモルタルで接着したからと言って、必ずしも安心というわけでもない。薪ストーブの機種によっては、表面温度が300-400℃程度まで上がる構造のものもある。そうなると今度は、熱による材料の膨張と収縮でひび割れしてしまうこともある。その場合は、タイルをモルタルで接着するのは言うまでもないけど、さらにヒートシールドを追加する対策をしてやった方が良い。
今回の和歌山での煙突掃除は、実は煙突掃除だけでなく、新築時に作成した炉壁の修理のために、薪ストーブを移動するという依頼も受けていた。煙突掃除の終了後に、煙突を取り外して、薪ストーブを邪魔にならない場所へ移動した。1週間後に、再訪問して、左官屋さんによっての炉壁の修理が終わったら、また薪ストーブを元に戻す予定だ。
薪ストーブの撤去から、再設置まで1週間あるので、その間に大阪で煙突工事、薪ストーブ設置工事をこなす段取りを組んでいる。
その間の夜の晩酌に楽しめる地元のクラフトビールのセットをお客様からいただいた。6本が全部個性のある、独特の美味しい味で楽しめた。地元素材にこだわって作られたビールだ。
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