自分が死ぬか、誰かを殺すかもしれなかった

本日の横浜での薪ストーブ設置工事に向けての、昨日の高速道路を移動中の出来事だ。

1.デフオイル漏れ
2.デファレンシャルギアが加熱
3.デフ内の圧力が増加
4.ドライブシャフトを押し出す
5.左後輪がドライブシャフトごと抜ける
6.ブレーキドラムを路面に擦りながら火花を散らす
7.漏れたブレーキオイルに引火

漏れたブレーキオイルが発火

何とか路肩に停めて通報後に、助手席の貴重品を外に出す

ブレーキオイルの痕跡が路面に残っている

ドライブシャフトごと外れたタイヤ

数百メートル手前から回収してきてもらったタイヤだ。

それなりの交通量だったので、すっ飛んで行ったタイヤは後続の大型車のフロント部分に激突して、大型車も不動になってしまった。幸い運転手の方はケガもなく、車両の損害だけで済んだのは、不幸中の幸いだ。

私の車も時速80キロ程度で走行していたが、突然バランスを崩し不安定になった。まずはハザードランプをつけて、急ハンドルや急ブレーキをかけずに、緩やかに路肩に寄せて、非常電話があるところまで惰性で走ってから車を停めて、通報した。

この日は強風でアクアラインが通行止めになっていたため、東関東自動車道を使わざるを得なかった。もし、アクアラインが通行止めになっていなかったら海底トンネルの中で大惨事になっていたかもしれない。そういうことを含めて、総合的に運が良かった。

なお、昨日のような強風、嵐のような天候の時は、薪ストーブの焚きつけは行わない方が無難だ。煙突周辺に風が吹きつけると、屋根に当たって圧力が高くなる。(風圧帯の発生)そのため、煙突から排煙されずに逆に室内に向かって、外から中に煙を押し出してしまって、室内側に煙が逆流する。

駆けつけてくれた警察官の水筒で消火できた

現場で対応に当たってくれた警察官、消防、高速のパトロール隊員、JAFのサービスなど多くの方の迅速な対応で助かったので感謝したい。タイヤと衝突してしまった運転手の方には多大な迷惑をかけてしまって申し訳ない。渋滞を引き起こしてしまったことも申し訳ない。

そろそろ軽トラは卒業して、普通トラックにしないとならないという暗示だろう。

元々の予定ではお昼過ぎくらいまでに、現場に到着して積み荷の煙突部材と工具を降ろしてから、そのまま現場近くの運送会社に行って薪ストーブ本体を積んでもらって前泊して、今朝現場へ薪ストーブを持っていく段取りだったが、この事故で大幅に予定が狂ってしまった。この日は夕方近くまで事故処理に追われて、レッカー移動して、N-VANに煙突部材と工具を移し替えて、横浜に到着したのは、すっかり夜になってからだ。

レッカー車への積み込み

整備工場に入庫

N-VANなので運送会社に行ってもフォークリフトで薪ストーブ本体を積み込むことができず、レンタカーで軽トラックを手配するしかない。本来であれば昨日中に行いたかったことを、設置工事の当日にやらなくてはならないので、今日はかなりハードな一日になりそうだ。

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コメント

  1. 薪焚亭 より:

    命が無事で何より!

    お疲れさんでした。

  2. きく蔵 より:

    お疲れ様でした。
    一歩間違えれば大惨事でしたね。
    怪我もないようで何よりです。
    逆に大型トラックのタイヤだと思うと
    ゾッとしますね。

    • かわはら より:

      きく蔵さま:

      ありがとうございます。おっしゃる通りです。

      軽自動車のタイヤでさえ大型トラックを走行不能にするほどのダメージを与えるわけですから、大型トラックのタイヤが当たったら大惨事ですね。

  3. Unknown より:

    ご無事でなにより(無事ではないか)大事に至らずなにより。
    うわ~~っ、ドライブシャフトごとタイヤが外れるなんて初めて聞きました。
    デフケースからオイル漏れが起こるなら、ケース内圧はそこまで上がらない気もするので、ちょっと想像しがたい事象です。

    • かわはら より:

      JAFのレッカー車を運転していた人も、こんなのは滅多にないし、原因もわからないと言ってました。