過去最高に難易度の高い案件

今回の現場は、色々な意味で最も難易度が高い現場だった。

1.災害時のライフライン停止時のバックアップとして薪ストーブを使うので、薪ストーブと煙突、炉台、炉壁のトータル予算は60万円しか出せない
2.3階建ての1階設置で、リビングの2階も暖めたい
3.低予算のため足場を組むことができず、二連梯子で外壁への煙突固定の作業が必須

普通なら完璧なお断り案件だけど、かなり前から依頼を受けていて、こちらが工事できるスケジュールに合わせてもらうこと、薪ストーブ本体は中古の下取り品で、ほぼゼロ円の物が出てきた時、中古部材や在庫処分品を活用して行うなどの条件で良ければ、ということで引き受けした。

現場に到着

パっと見で、明らかに二連梯子をかけても届かない高さの建物で、作業は困難を極めた。

二連梯子で作業できる玄関の高さはこの辺り

普通ならば、エルボで軒をかわして外側に煙突を振って屋根の上に煙突を出すのがセオリーだけど、足場がない現場では、それができない。(物理的に手が届かない)

そこで、エルボで3階のベランダ方向に向かって煙突を振って、煙突を屋根の上に立ち上げる作戦にした。足場がなく、ベランダ側と二連梯子側から上下方向から、同時に煙突を支えて何とか固定できたけど、困難を極めた。

エルボでオフセットさせて煙突を振ると、たとえロッキングバンドを締結したとしても、エルボには自由に回転させるために爪がないので、保持力が足りずに、煙突の荷重がかかって煙突が下側に振れると、締結が外れてしまう。煙突固定金具を先に取り付けてしまうと、その位置にオフセットさせた煙突が来るとは限らない。正確にオフセットさせた位置に固定金具を取り付けるためには、煙突を取り付けた状態で、金具の墨出しする必要があって、何度もやり直すことになった。真っすぐ上に立ち上げるだけならば楽勝だけど、今回のように煙突をオフセットさせるのは本当に難しい。無事にできたのは奇跡だと思う。

当然、作業中は写真を撮影する余裕など一切ない。

何とか無事に納まった

結果的に煙突掃除などのメンテナンスもベランダから作業できるので、良い感じだと思う。

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