薪ストーブや暖炉を焚いても暖かくないという場合

関西ツアーに向かう道中に、まずは神奈川県の現場へ寄る。「中古の別荘を購入して暖炉がついていたので、火を入れてみたけど全然暖かくない」という案件だ。道中に寄らせてもらえば無駄な動きにならないので、スケジュール調整した。

訪問後、煙突の中に煤がたまっていないかと、排気ダンパーの動きに問題ないかをチェックしてから、早々に火を入れた。

薪ストーブや暖炉が暖かくないという場合は、たいていは、本来の能力を発揮させていないで、チョロチョロ焚いているからだ。ガツンと焚けば、暖かくなるケースが大半だ。

今回もそのパターンだと思われたので、実際にやって見せた。

立派な煙突の家

まずは火入れ

薪を追加して順調に燃えていく

熾火もできて、しっかりと暖かさが伝わってきた

これまでは薪を一本づつ投入してチョロチョロ燃やしていたそうだ。まずは炉内の半分位が埋まるくらい数本をまとめて入れてガツンと燃やして温度を上げることが大事だということを理解してもらった。その後、しっかりと薪が燃えて外まで燃えて暖かさを感じてから、排気ダンパーを調整するのがコツだ。火入れ後1時間程度で、安定燃焼状態になった。

このまま数時間から半日焚いていれば、真冬でも部屋の中が暖かくなるであろうことを感じ取ってもらったと思われたので、現場を後にした。

貴重な暖炉なので、壊して薪ストーブに入れ替えるよりも、活用されることをお勧めした。燃焼効率や使い勝手を求める場合には、撤去して薪ストーブに入れ替えるよりも、別の場所にもう一台薪ストーブを導入する方が合理的な気がする。

問題なく使えることが解り、一件落着

ガラスも全く曇らず、透明な綺麗な炎を鑑賞できて、とても素晴らしい暖炉だと思った。

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コメント

  1. 鈴村邦男 より:

    このコメントは管理者だけが見ることができます

    • かわはら より:

      鈴村邦夫さま

      承知しました。詳細はメールにて連絡します。

      一応、部材の値段だけは、他の人の役に立つかもしれないので、こちらにも書いておきます。

      VERMICULITE BACK PLATE 760CB(2枚組) 定価13000
      760CB VERMICULITE SIDE PLATE 760CB 定価8000
      BAFFLE PLATE LR 760CB(左右一式) 定価19000