「以前は問題なかったけど、最近、急激に排煙が悪くなって室内側に煙が逆流してしまうようになった」という相談を受けた。
よくあるケースとしては、「煙突が煤で詰まっている」ということで単純なのだけど、「煙突掃除はした」ということだった。
あとは現場に行かないと判らないので、訪問することにした。
もしかしたら、シングル煙突なのかと思っていたが、口元からトップまで、全部二重断熱煙突で施工されていた。煙突内部も煤が詰まっているというほどではなかった。
使用していた二重断熱煙突の断熱材に雨水が入り込んでしまって、断熱材が濡れて、薪ストーブを焚くと水冷煙突になってしまったという相談を受けたことがある。こうなると排煙の温度が冷えて、本来のドラフトが得られなくなる。
多分、上記のケースと同じだと思う。断熱材へ雨水がしみ込んでいき、ある日限界点を超えて、水冷煙突になってしまったのだと思われる。
煙突全部を新品に入れ替えるのは、予算的にもかなり厳しいようだった。そこで、強制排気ファンを使う作戦で対応することにした。
部材を取り寄せて、施工できるタイミングになったら連絡するということで、現場を後にした。
帰り道に、国道を走っていると、海上自衛隊機のプロペラ機(多分P3C哨戒機)が2機編隊で、物凄い迫力の低空飛行で(高度100メートル位だったと思われる)海の方から陸の方へ飛んできて、海岸線手前で急旋回していった。車で走っていると、墜落してくるかもしれないと思えるほどのド迫力で、航空ショーでも見られない位、目の前での急旋回だった。
その場所の近くの港に車を停めて、飛行機を見送った。車を停めた時は飛行機はかなり遠くまで飛んで、小さくなってしまって写真で撮影しても判らない。事前に判って、待ち構えていたら、すごい写真が撮れたと思う。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
ランキングに参加しています
コメント
いつもブログ読ませてもらってます
しろぽんの独り言さま;
ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
よろしければ、一日一回、記事の下部のバナークリック(タップ)で応援をお願いします。