今回の千葉県いすみ市の現場は20日(月)、21日(火)、22日(水)のたった3日間で、内部足場施工、屋根開口、チムニー作成、煙突工事、薪ストーブ設置工事と全て行う段取りで、かなりハードだった。
今回は天候にも恵まれて、無事に施工できてラッキーだった。ちなみに、工事後の夜から雨が降り出してきたので、少し天候の変わり目の周期が早くなったらアウトだった。
普通の工期だと、それぞれ別の職方が入るので、初日は足場だけ、2日目、3日目はチムニー木工事だけ、4日目は板金だけ、5日目に煙突工事、6日目に足場撤去とトータルで1週間位かかるケースが多い。
今回は足場施工と木工事を別日程にしないで、足場施工が終わってから、木工事に同日に入った。そしてチムニーの木工事や板金が終わる前に室内側の工事に入るなど、スピーディに進めていった。それが可能で、なおかつ安心して任せられる工務店と連携して行った。
チムニーの水上側に大きな雪割りを作成して、雨水がスムーズに流れるような設計にした。この地域はあまり積雪はないけど、万一の大雪の際でも安心できる。
今回は屋外側と室内側の作業を同時進行で進めて大幅にスピードアップができた。
屋外側の板金周り、瓦戻しの作業が終わって、チムニーに角トップを乗せる最終段階では、すっかり暗くなっている。写真には星もしっかり写り込んでいる。
追加薪をして、温度を上げて、二次燃焼する段階まで、ゆっくり時間をかけて取り扱い説明する。
無事に工事完了して、後片付けと同時進行で、火入れ説明をした。今回導入した薪ストーブはハンターストーブの「アスペクト8」だ。すっきりとしたモダンデザインで、洋風の住宅だけでなく、このように古民家にもマッチしている。サイズも小型のアスペクト5だとパワー不足を感じる古民家でも、ちょうど良い感じだ。
クリスマス前に煙突がついてサンタクロースを迎え入れる準備ができた。
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