薪ストーブシーズンが終わると、次はアウトドアシーズンだ。1年を通して、薪火による楽しみはつきない。
かわはら薪ストーブ本舗 北軽井沢店のウッドデッキの上で、これまで焚き火台として使ってきたファイヤーボウルだけど、今回は付属品の4面グリルと、オプションのバラマンディBBQグリルを装着して、使ってみた。
ファイヤーボウルは表面の保護の赤錆び熟成が進んでいい感じだけど、グリルに関しては室内保管していて、まだ鉄の地肌の色で、初降ろしの時の写真はかなり違和感がある。
しかし、シーズニングと言って、使用前に表面温度を上げてから油を塗って油をコーティングしてやることで、黒錆と油で本来の黒い状態になる。(ダッチオーブンや鉄のフライパン等と同じ)
BBQの開始時刻から逆算して火を入れて、熾火をしっかり作って、グリルの表面温度を上げておく。薪を追加したら、すぐに炎が回る位にして、適宜薪を追加しておく。
準備の段階では薪を追加するのが当たり前なのだけど、食べ始めると、ついつい食べるのに夢中になって薪の追加を忘れてしまいがちだ。薪を追加したら、すぐに炎が上がる状況の時に追加薪をしないと、薪を追加した後に引火するまで煙が上がってしまう。
今回は、色々な食材を試してみたけど、旨味と甘味が凝縮されて、殻付きの貝が特に美味しかった。
今回使ってみての感想だけど、ホームセンターで売っているような炭で焼くBBQグリルとは違って、分厚い鉄板越しに焼くので、食材を焦がしにくい。また、直火やスモークを当てたい時は、中央のバラマンディBBQグリルの片面を使うと良い。食材によって、焼く場所を使い分けて火の入り方をコントロールしやすかった。
今回は直径80センチのファイヤーボウルφ80ゴアナを使用した。これは3-4人位までのBBQに適したキャパシティーだった。これよりも大人数でのBBQの時は直径が100センチのファイヤーボウルφ100の方をお勧めする。パーティの人数によって、商品の選択を慎重に検討しよう。
別荘の庭での家族や友人とのパーティに最適だと思う。分解して軽量化して持ち運びも可能なので、セッティングも楽だ。
BBQグリルとして使わない時には焚き火台としても使って、炎による癒し効果、お迎え効果、映え効果も得られる。本体は雨晒しにして赤錆びで保護する仕様なので、屋外放置で問題ない。BBQグリルだけは分解して、清掃して、雨の当たらないところに保管しておこう。専用の壁面収納具(ウォールハンガー)もオプション扱いで用意されている。
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