平屋でのフラッシング施工の場合、野地板の1か所だけでしか煙突を固定できないケースも多いけど、今回の現場は偶然、煙突貫通部分の近くに巨大な梁があったので、小屋裏でも、さらにもう1か所固定できた。
支点が2つ確保できたので、煙突がぶれることなく、安心感のある固定ができた。
今回の現場は限られた予算の中で、いかに満足度を高めるかということで、薪ストーブ本体は新品ではなく、中古品のハンターストーブのアスペクト5だ。北軽井沢店のショールームでデモ機として使っていた旧モデルを新型モデルに入れ替えることにしての放出だ。以前、別のお客様からも欲しいと声をかけられていたのだけど、その後、音沙汰がないので、早い者勝ちとさせていただいた。
このように、予算の制約のある場合は、薪ストーブ本体を中古品にしたり、格安の中国製鋳物薪ストーブにすることで、低予算を実現している。(この場合でも、煙突は国産の二重断熱煙突を採用して、妥協しない)
煙突を固定した後は、貫通部分を化粧板でふさいで、炉壁、炉台の鉄板を置いて、薪ストーブを搬入、設置して完了だ。
お客様にも大変喜んでもらえて、工事をした私もうれしかった。暑い真夏の設置だったので、さすがに設置工事直後の火入れ説明はなしで、秋冬になって寒くなって火入れしたくなったら呼んでもらうことにした。
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