先日、ハンターストーブのヘラルド14を設置工事したお客様のところで、「炉台の温度が高くなるのが気になる」ということで、その対策を考えた。
鋼板製のヘラルド14は薪専用モデルと、石炭、豆炭、炭なども燃やすことができるマルチ燃料モデルがある。前者は単純でシンプルな構造で炉底の熱がそのまま炉台に伝わっていく。マルチ燃料モデルはロストルがあるので、その下の灰受け室が空気層代わりとなり、炉底への熱の伝わり方が緩やかだ。
今回納品したものは薪専用モデルなので、それなりに炉台に熱が伝わる。
メーカーでも脚に装着するタイプのボトムヒートシールドがオプションで選べるにようになっているが、それは鉄板1枚の構成だ。
それよりも、さらに遮熱性能を追求したものを自作した。
「穴の開いていない化粧板の無塗装品で熱反射」
「化粧板を2枚組み合わせて、その膨らみ部分に耐熱温度1200℃のセラミックスーパーウールを充填」
「アングルを利用して、ステンレス板を浮かせた台の上に乗せる」
このコンセプトで、炉台面にほとんど熱が伝わらない遮熱性能を狙ってみた。
これを薪ストーブの下に置くだけで、簡単設置だ。
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