デジタル式の水平器を現場に投入

これまで煙突の取り付け作業の時には、普通のアナログ式に水平器を使ってきた。気泡が中心に来ていれば、概ねの水平、垂直が確認できるのだけど、精度、感度が十分ではない。

それでも、勾配のある屋根の上で、感覚で煙突を取り付けるよりは全然良い。屋根の上にいると屋根の勾配に感覚が引っ張られて、きちんと水平、垂直を出せない。測定器を利用するのは必須だ。

デジタル式の水平器を現場投入

まずは固定金具を水平に取り付けるところからスタート(ここがずれていると、そこからはじまる下の煙突が全部ずれてしまうので、慎重に作業する)

アナログの水平器だと、微妙な傾きが読み取りにくい

今回、煙突取付時の精度をさらに高めるために、デジタル式の水平器を実戦投入してみた。単位の切り替えで、度や%の角度で表示するだけでなく、1000mm先で何ミリ上下しているかをミリ単位で表示できるので、傾きの調整がしやすい。

デジタル式できっちりを確認できる

最終的に煙突を取り付けた時の調整

とても感度が良く、数値が落ち着くまで10秒程度かかるので、アナログ式のようにすぐに確認できずに、置いてから読み取りするまで時間がかかり、修正したらまた10秒と、少しまどろっこしい感じもあるけど、きっちり正確な水平、垂直が取れるのは、気持ち良い。

衝撃や振動に弱いので、階下でくぎ打ち機で二階の天井の石膏ボードを打っている時には、数値が落ち着かず読み取れなかった。

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