オーブン付きのクッキングストーブであれば、比較的簡単にパンを焼けるけれども、オーブンのない普通の薪ストーブの炉内でも工夫次第でパンを焼くことは可能だ。
まずはしっかり薪を燃やして、炉内に大量の熾火をためてやる。熾火の量が少ないとパンが焼ける前に炉内が冷えてしまう。思っているよりも、かなり多めの熾火が必要になる。
大量の熾火の上にダッチオーブンを直接乗せてしまうと、パンが黒焦げになってしまうので、耐火レンガを熾火の上に敷いて熱を遮断して、ダッチオーブンの周辺から熱がまんべんなく伝わるようにする。
炉の奥の方が温度が高く、手前側が低いので、焼いている途中でダッチオーブンの向きを変えて、均等に生地に火が入るようにする。
大阪支店での夜の宴会の翌朝の朝食は、薪ストーブの炉内で生地から焼いたパンだった。薪ストーブシーズン中は、薪ストーブが大活躍している。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
(ランキングに参加しています)