ぱっと見た時に、まるで薪でできているような、外壁一面が薪棚になっている家を見つけた。さらに煙突から煙も出ていて、今使っていると判る状態だった。
煙突も3本立っていて、全部フル稼働させたら、この薪棚の薪も1シーズンでなくなるかもしれない。
これから薪ストーブをはじめる人は、なかなか理解できないと思うが、薪ストーブをメインの暖房として使おうと思うと、かなり大量の薪を準備する必要がある。
しかも、その薪は割ってから1-2年は乾燥させる必要があるので、かなりの長期戦だ。半年から1年程度の乾燥では、薪ストーブの本来の能力を発揮できないだけでなく、薪の持つ水分の蒸発による気化熱で、薪ストーブの温度を冷却してしまい、温度差で薪ストーブにダメージを与えたり、湿気で鉄を腐食させてしまい、薪ストーブを壊してしまう可能性が高くなる。
1シーズンで少なくとも軽トラの荷台5-6杯分位の薪は必要になる。2年乾燥薪で回していくためには、その2倍の量を確保する必要がある。それぞれ、与えられた環境において、どのように、確保するのかも十分の検討しよう。
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