炉台のタイルが剥がれたやらかし案件

数年前に薪ストーブ設置工事をしたお客様から炉台のタイルが剥がれてきたと、今シーズンになってから連絡を受けた。

確認しにいくと、薪ストーブの設置位置ではない部分の床が沈んでフカフカしている状況だった。

通常はフローリングの下にベニヤがあって、そのベニヤがそれなりの強度を持っているので、フローリングを剥がしてタイル施工しても、問題にならないけど、この現場の場合はフローリングの厚みも薄く、お客様の希望のようにフローリングとタイルをフラットにするためには、下地のベニヤも削らなくてはならない状況だった。施工の時に「強度が確保できないので、フローリングとタイルをフラットにはできない」とお客さまに伝えるのも一つのやり方ではあったと思うけど、強くフラットにすることを希望されていたために、フローリングの下地のベニヤを削っての施工となった。そのため、強度が確保できなくなった。

その時に、一度全部の下地のベニヤまで剥がして、床下の垂木の間にも隙間なく木材を入れて、なおかつ束石追加で垂木が下がらないように補強を入れてから、下地のベニヤなしで垂木の上にタイルを施工できるようにしておけば良かったのだけど、当時、そこまでできていなかった。

タイルを剥がして、床の補強からやり直し

薪ストーブシーズンが終わってから、やり直し工事できるタイミングで補強の対策を取った。

地面を転圧して、束石も追加

炉台床下の補強を追加

しっかりと強度が出たことが確認できた。

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