ネスターマーティン専用耐震装置を使った設置

ネスターマーティンのS43, S33, H43, H33の4機種は、専用の耐震装置がオプションで用意されている。

昨今の巨大地震を鑑みて、ネスターマーティンストーブS・Hシリーズには専用の耐震装置がオプションでございます。

こちらを利用すると、薪ストーブの鋳物の脚で炉台に乗っているだけでなく、アンカーボルトで炉台に固定されるので、万一の地震の際の安心感が違う。

アンカーを打つ位置に印をつける

煙突芯の位置とアンカーの位置の関係を示した図面もメーカーでは用意されているけど、図面と現状がずれているケースも多い。チムニーの芯の位置から、煙突の芯の位置を割り出して、薪ストーブの設置前にアンカーを打ってしまうと、実際には誤差が生じていて数センチずれているようなこともある。そのため、煙突取り付け前にアンカーの穴を開けてしまうと合わないリスクが高いと思う。

そのため、煙突を取り付けた最終的な設置位置で、耐震装置の金具を取り付けて、アンカーボルトの位置に墨出しをするのが無難だ。「仮設置」→「撤去」→「アンカーボルト埋設」→「本設置」と、少し手間と時間がかかってくるが、「急がば回れ」のことわざ通り、確実に進めていく方が無難だ。

振動ドリルで穴を開ける

アンカーボルトを打ち込む

ネスターマーティン専用耐震固定装置の取り付け

安心感が全然違う

目立たずに違和感がない納まりとなる

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