22メートルの煙突のドラフトはいかに?

2024年7月8日(月)に山形県寒河江市にオープンする、国内最大級のクライミング施設「ノバリア」で、煙突工事、薪ストーブ設置工事で2日間の作業後、細かな修正部分を残しつつ、火入れできる状況になったので、工事完了を待たずに、火入れしての取り扱い説明を行った。

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その時点で、残された修正部分はいくつかあって、山形入り初日に発覚した足りない部材をすぐに発注して、それが届くまで待つ必要があった。

また、施主さんのスケジュールもあり、工事の残作業は、部材が届いてから行うことにして、工事完了前に、できるタイミングで、先に火入れ説明する運びとなった。

「ステーが1個だけ、何故か行方不明になっていて、最下段の一段で煙突が固定できない」
「作業途中に下げ振りが何故か行方不明になって、眼見当で仮止め状態の煙突で垂直性がイマイチ」
「薪ストーブ設置位置が確定せず、耐震固定の金具が取り付けできない」

これらの残作業の様子は後日の記事で紹介する。

薪を縦に置いての火入れ

縦長の炉のTQH33は、通常の横型の薪ストーブと違って、長い薪を縦に立てかけて置くことができる。縦に置いた中央部分に細かい焚きつけの木っ端を置いて、着火剤に点火した後に、炎が立ちあがった部分を前面から長い通常サイズの薪で覆うように置いてやると、ロケットストーブやスゥエーデントーチのように木の中央部分から激しく炎が立って、楽に焚きつけできる。

もちろん、通常通りに薪を組んで、上から着火しても良いし、下から着火しても問題はない。しかし、この機種ならではの、楽な方法でやってみた。

順調に燃えていく

今回はクライミング施設での薪ストーブ設置なので、煙突トップが地上22メートルで、一般家庭の3倍以上だ。そのため、強力なドラフトで順調に立ち上がっていく。

熱が入ると、まずは口元アダプターの塗装が焼けて激しく煙が出てきた

焚きつけ後しばらくして本体や煙突に熱が入ってくると、耐熱塗料が焼けて、表面から煙が立ち上がってくる。特に、この機種の場合は、煙突の口元アダプターから激しく煙が出てきて煙の臭いが薪のそれではないし、なおかつ良く観察すると口元ではなく、アダプターの表面からと判るのだけど、「口元から薪ストーブ内部の煙が漏れている?」と思ってしまうくらいだ。塗料の焼けた臭いも大空間だけど、それなり感じる。

ある程度、熱が入ると煙の出方は少なくなっていくが、臭いはしばらく感じる。特に建物の外から中に入ってきたタイミングで感じる。

オープン後にお客様がいるタイミングでの初回火入れではなく、オープン前に扉や窓を全開にしている状況での初火入れで正解だった。

火入れ初日に煙が出なくなるまで、ある程度長時間焚き続けてしまえば、次回の火入れからは、塗料の焼けた臭いは感じなくなる。それを目指して、火入れ説明の後も、しっかりと長時間焚き続けた。

温度が上がってきて、空気調整しても良い状況になると、塗料の焼けた煙の発生は概ね収束してくる。

本体を回転させて別方向から

定位置からの光景

炉内に熾火ができて、炉内に一度付着した煤が焼けて白くなって、炉内温度が上がったら安定燃焼したと判断できるので、そのタイミングで空気調整を行い、ダンパーも調整する。20メートル超の煙突なので、ダンパーなしだと「燃え過ぎる?」という傾向があるけど、ダンパーを適度に調整すると良い感じの燃焼となった。

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