煙突貫通部分の造作開始

チムニー工事するためには、薪ストーブを設置する場所を決めて、煙突芯の位置を真上に向かって正確に移していくことが重要になってくる。最終的には屋根の野地板面でも煙突芯の位置が、一致している必要がある。

そのため、いきなり屋根の上を開口してチムニーを作ることはない。

まずは薪ストーブを設置する炉台の上の煙突芯の位置から一階の天井に煙突芯の位置を移す。今回はレーザー墨出し器を使ったが、ない場合は下げ降りを使ったり、メジャーを使って壁からの距離で一致させる方法もある。いずれにしても、きちんと煙突芯の位置が合ってないと、煙突が垂直にならなかったり、化粧板や煙突トップ部分が上手くつかないことになるので、非常に重要な作業だ。

現場によっては、煙突工事の時に、貫通部分の芯の位置が、本当に意味不明、理由が謎な現象だけど、数センチから10センチ程度ずれていることが発覚したりして、難儀することもある。

この現場は、実際に私が見ている前で作業が進んでいたので、問題はなさそうだ。

煙突貫通部分にレーザー墨出し器を置く

天井面にレーザーを飛ばす

煙突開口部分の定規を当ててみる

開口部分の天井板を剥がして内部を確認

開口完了して二階床から一階を覗き込んだところ

一階二階の間が開口したら、同様に二階の天井にもレーザーを飛ばして、二階の天井を開口、最後に野地板の裏面にも煙突芯の位置を移していく。

最後にその位置から真上に向かってドリルで穴を開けて屋根面へ煙突芯の位置を移す。

↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
(ランキングに参加しています)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村

かわはら薪ストーブは全国

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする