薪ストーブもシーズンオフになって、そろそろ煙突掃除をしても良い頃となった。
煙突掃除用のブラシも色々タイプがあって
・ブラシに継ぎ足し式のロッド(棒)をネジで取り付けて押し入れるタイプ
・ブラシに竹やワイヤーを取り付けて押し入れるタイプ
などが一般的だ。このタイプは下から上に向けて掃除したり、横引き部分にも使えるというメリットがある。でも下からとか横を掃除する場合には煤で自分や部屋が汚れるから、できたらあまりやりたくはない方法だ。
ストレートに屋根から立ち上がる煙突の場合には、写真のようなぶら下げ式のブラシもある。屋根の上に登って、煙突トップ部分を取り外す。写真のトップの場合はロックバンドを外して、トップをちょっと回してやるとロックが外れて取り外せる。そして煙突の中に紐でこのブラシを下ろしてやると、ブラシ部分で煙突内部の掃除ができるという仕組みだ。このタイプのブラシの場合には煙突に角度がついていると引っかかることもあるが折れ曲がり角度が30度程度だったら問題なく使える。
ストレートの二重断熱煙突の場合は煙突内部のほとんどの部分にあまり煤の付着はなく灰が薄っすらと付着する程度だが、トップに近いところで温度が低い部分煤が付着しがちだ。この部分を重点的に掃除してやると良いと思う。上から掃除する場合は煤をもろに受けることもなく快適に煙突掃除ができる。また紐でぶら下げるためにロッドやワイヤーなどと違って長さの制約がなく紐でいくらでも調整が効くのもメリットだ。