薪ストーブの耐熱パッキン(ガスケット)交換



我が家の薪ストーブは天板が外れて直火調理できる仕様になっている。そのため薪をくべる扉以上にこの部分がハードに酷使されている。1シーズンで炊飯だけでも土鍋を載せる際に30日×6ヶ月×朝晩2回としても1年で360回以上開閉している。3年使っているので1000回以上開閉していることになる。ガラスのついている薪をくべる扉とは違って、あわただしく乱暴に開閉されることが多いのでパッキンに伝わる負担も半端ではない。そのためご覧のようにかなりくたびれてきた。

昨シーズンに剥がれた部分を耐火パテを使って補修してだましだまし使ってきたけど、思い切って新しいものに交換することにした。



手で引っ張るだけで簡単に取れる状態だった。剥がすと錆びや接着剤の残骸が堆積している。



まずはワイヤーブラシで汚れを綺麗に落とす。



ボロ布を使って黒光りしてやるまで磨いてやる。



近所のホームセンターのジョイフルホンダに行き、耐火ボンドと耐熱パッキン(ガスケット)の切り売りで買ってくる。10センチ単位で売ってくれるが足りなくなるとマズイので必要な量より若干長めに買っておく。

ちなみに必要な長さは「直径」×3.14だ。



溝に耐火ボンドを流し込んでやる。粘土状の耐火パテとは違い、液体状で水のようなさらさらした感じだった。



あらかじめ現物に合わせてハサミで切って長さを揃えておく。それを耐火パッキン(ガスケット)の端からゆっくりと円周に沿って合わせて入れ込んでいく。開始位置はどこでも良いが、一番の弱点になるのも間違えないので、もっとも負荷がかからなくて、なおかつ万一剥がれた時に煙の漏れが一番少ない場所を選択する。

作業後は接着剤が乾くまで常温で半日程度は火を入れない方が無難だろう。圧をかけた使用時の状態で固着させたいので蓋や扉は締めておく。



交換した新旧の耐火パッキン(ガスケット)の比較。かなりボロボロになっているのが判る。






かわはら薪ストーブは全国

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