薪ストーブの口元から二重煙突のアダプターのシングル部分が50ミリくらいあった。飲み込みの上の部分にマスキングテープを貼って正しい位置を煙突表面に写し取り、穴を開ける場所を決定する。今回はほぼ中間地点の25ミリのところに決めた。
ドブレ700SLの場合には、もしこのシングル部分がもう少し短くても取り付けは可能だ。最低限、ダンパーのハンドル部分が回る隙間口元と二重部分の間にあれば、口元内でダンパーと本体が干渉することなく動作することが確認できた。
他の機種での口元ギリギリでの取り付け可否は確認を取っていないので、必ず実際に取り付ける前に煙突をバラしてみて自分の希望する位置で、ダンパーが本体や、スライド煙突のスライド部分と干渉しないことを確認してから、煙突に穴を開けよう。
ステンレスの煙突に穴を開ける場合にはいきなり太い穴は難しい。強引にやるとドリルの刃の位置がずれてしまうことが多いのでお勧めできない。穴を開ける位置の精度でダンパーがまともに動くかどうかが決まってくるので、ここは慎重に作業しよう。ずれると回転させた時に煙突内に干渉して上手く動かなくってしまう。まずは軽くセンターポンチで叩いて位置がずれないようにしよう。そして細めの刃から段階を踏んで、少しづつ太い刃にしていくのがポイントだ。穴の直径はハンドルと同じではなくて、一回り、微妙に大きくないとスムーズに入っていかない。
穴が開いたらダンパーの軸を外す。軸をぐっと押し込んでやって180度回すとロックから離れて外れる。外したダンパーを煙突内に入れて、軸を穴の外から挿入して、先ほど外した時と逆のやり方でダンパーと固定する。固定しながら、軸を反対側の穴から出せばOKだ。挿入する場合に煙突の向きとダンパーのハンドルの向きに気をつけよう。口元金具にも溶接の跡があって、それを後ろにした方が目立たなくて綺麗なので、通常はそうなっていることが多いと思う。その向きで取り付けした時に利き手側にハンドルがくるような方向で入れよう。
この状態になったら煙突をバラした時と逆の手順で組んでやればOKだ。
もし自分でやってみようという場合には、ヤフオクで格安でゲットできる。私も取引したけど、以下の出品者は対応も迅速かつ丁寧で、安心して取引できるのでお勧めできる。
こちらの出品者からの購入がお勧め
もちろん「自分でやるのはちょっと自信ない」という場合には、ご依頼いただければ対応する。これからやるのであれば、シーズンが終わって煙突掃除と同時にやるのがベストだと思う。(煙突をバラすので煤がついていると部屋の中が汚れるから)
コメント
こちらでは初めましてです。
DIYコーナー来ましたね!
同じ物を別の所で見ていて、高いな~と思ってました。
紹介されてるところ、安いですね!
最初に知ってれば、間違いなく買ってたと思います。
とりあえずは、いまの構想があるのでやってみようと思っています。
だめなら、来年に同じ物を購入します。
(^_^)
かなパパさま:
どんな構想でやるのか、楽しみにしていますよ。
いつも勉強させていただきありがとうございます。
機種は700slですが、煙突は背面だしの屋根抜きです。
ダンパー付けたら排気弱くなりすぎますかね?
fukusukeさま
700SLの背面出し、屋根抜きというのは天板も広く取れるし、ドラフトもそこそこ良いので最高の使い方だと思います。
この場合、縦引き部分にダンパーつけるのも有効です。実際に私がコンサルしたところで、そうやっている人がいますけど、非常に良い感じとのことです。
ダンパーをつけた場合、排気抵抗を自由にコントロールできるので、弱いと思ったら、開けば強くもできますので、ぜひとも取り付けをお勧めします。
テスト
届いたかな?
大塚さま
テストコメントありがとうございます。
無事に投稿できていますよ。
此方へは初コメです。
自分家の640SBも引きが強い気がするので、ダンパー取り付けを考えていました。
何とか自分で取り付けたいと思っていたので、今回の記事も非常に助かります!
こんにちは。うちのストーブはよく燃える~と単純に喜んでいたのですが、こういう方法(ダンパー)があるのですね。自分もやってみようかと思い始めました。ひとつご質問なのですが、ダンパーを取り付けるために開けた穴から煙がもれてくるようなことは無いのですか?
menehuneさま:
ぜひ!お勧めします。
シャフトの穴プラス1ミリくらいであれば、問題ないですよ。全く漏れません。
いずみさま:
シーズン2への初コメントありがとうございます。こちらでも、今後ともよろしくお願いします。
取り付けしたらレポート楽しみにしています。