非常に悩ましい薪ストーブの機種の選択/そのポイントは?

これから薪ストーブを導入する人から機種の選択の相談を受けることも多い。勉強熱心な人は一つの販売店で勧められた話を鵜呑みにしないで、複数の販売店で話を聞いて、ネットでも色々と情報を調べて、いくつか候補を絞っている。そして様々な機種に自分の目で見たり触れたりして最終決定している。そういう人たちの最後の選考段階に挙がってくることが多いのがドブレ、ネスターマーチン、ヨツールの3つのメーカーだ。
いずれも北欧製の品質の良い薪ストーブなので、どれを選んでも大きく外すことはないだろう。それぞれの製品ごとに個性や特徴があるので、きちんと認識して見極めていけば後悔のない選択ができると思う。具体的な機種ごとのそれらの特徴については、設置する環境によっても個別に違うし、文字だけで説明するのは難しいので、実際にご来店いただければ、具体的なケースごとに詳しく説明しよう。
アース・リー山武店のアットホームな雰囲気のショールームでは、ネスターマチンS33とドブレ700SLを実際に煙突につないでいるので、燃焼する炎を、ゆっくりと見比べることができる。実際に自宅に置いた場合のイメージをつかみやすいと思う。ヨツールは燃焼できるものをショールームには置いていないけれども、実際に導入したユーザー宅を紹介するので、そこで見学できる。
薪ストーブの炎の雰囲気を味わう時に、気をつけなければならないポイントがある。第一印象での炎の姿が頭に焼き付いてしまうかもしれないけれども、炎の色、形、迫力、妖艶さなどは、燃焼の各段階において全然違うのだ。焚きつけ時のフルパワーでの全開燃焼時、温度が上がってから空気を絞った時、そして熾き火が大量にできている安定稼動時と、その燃焼段階で全く違う表情を見せる。もちろん薪の種類や乾燥度合い、太さによってもかなり違う。2-3時間確保するつもりで、ゆっくり鑑賞してこそ、はじめてその薪ストーブを評価できるのだ。
焚きつけ開始直後の全開フルパワーの炎
安定稼動時のオーロラのような炎

かわはら薪ストーブは全国

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