長野の新築現場での煙突工事に入った。
チムニーの養生と仮蓋を取り外して、びっくりした。なんと鈑金がチムニー外壁側面の上端まで施されていなかった。仮蓋や養生を全部、きっちりと剥がさない状態で、手の届く範囲の側面だけ作業したのだろう。私が富山に行っている間に、板金屋さんと工務店に、やってくれるように強くお願いしておいたので、ひょっとしたら悪天候の中のスピード優先、室内を濡らさないこと優先の作業だったのかもしれない。
側面の上端の数センチが無防備な状態
角トップのベースを天端に打ち付ける
チムニーの板金されてない側面上部の無防備な部分は、角トップ本体のスカートが被さるので、風が吹いてない時であれば、空から降ってきた上からの雨水はかからない。しかし、暴風雨の時には、下から巻き上げるので、この部分の防水もきちんとしておきたいところだ。「他の職方の守備範囲の不具合だから知らん」「見えない部分だからいいや」というわけにはいかず、きっちりとフォローと対策をしておく。
アルミテープを貼って防水されてない部分を保護して、角トップのベース下端との取り合い部分までコーキングで処理
これで暴風雨の時に、下から雨が吹き上げても完璧だ。
角トップ本体を上から被せて見えなくなる部分だけど、雨仕舞いに関しての部分なので妥協はしないで万全を期する
現場では、突発的な予期せぬ出来事も発生するけれども、臨機応変に最善の対応で乗り切っていく。
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