バッフルが取り外せるタイプの薪ストーブの場合には炉内からブラシを突っ込めるので室内側に煤が出てくることはほとんどないけど、そうでない構造の場合には煙突を取り外すしかない。この場合、下からブラシを突っ込んでビニール袋で煤を受けてるけれども、ロッドの回転軸を通す穴から多少の煤がこぼれてしまう。「もっと小さくすればいいじゃん」というふうに思うかもしれないけど、そうすると巻き込んでしまうので、ある程度のクリアランスが必要なのだ。
ちなみに、煙突が取り外せるだけマシで、外せない施工で、メンテナンス性を無視した現場もあるので、油断できない。こういう現場は、屋根に上って煙突トップにアクセスするのも困難な状況であることが多い。
あらかじめ煤が穴からこぼれることも想定して養生して作業する
ブラシが下まで来たら慎重に取り外す
丼一杯程度回収
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コメント
お久さしぶりです^^
いつかこれ欲しいんですがウチみたいに煙突ダンパーついててもオーケーでしょうか。
自分で屋根登るのもいつかは出来なくなってしまうだろうし・・・
ふと思ったんですが、それ専用のアタッチメントを作り、そこにサイクロンを仕込んだ掃除機をつないで、吸引して室内に飛ばないようにできないものでしょうか?
えちぢさま:
ダンパーついていても全然OKです。開いた状態にすれば余裕でクリアできます。
shige02さま:
はい。それがベストだと思います。実際にそうしている業者さんもあります。
使用頻度を考えると、そこまで作るのも何だかなと思って後回しになっています。
サイクロンとは中々オモシロいえすね。
しかし多少心配な点としてはサイクロンでも煤レベルは完全にきれいに取れると思いますが、果たしてコールタールがガビガビのコークス状になっているのは、大丈夫ですか?
煙突の火災はほとんどがスス状からコールタール状やコークス状に激化してしまうと、もう大火災ですよね。
そうした劣悪なものを除去するのがプロ(個人宅で安全問題意識の高い人はサイクロンがベスト)の領域になるのかなと危惧しましたが杞憂ですかね?
うさぎさま:
性能を競い合うものではなく保管し合うものです。掃除機はあくまで、穴からこぼれてくる煤の回収です。煙突内の煤やタールの撤去はブラシの担当という意味でshige02さんは書いています。
ナルホド、それなら分かり易い!
うさぎさま:
ご理解いただけで、幸いです。
なるほど返信ありがとうございます。
川原さんの使ってるのはロッドステーションでしたっけ?類似品もいくつか出てるようですね。今年はもう掃除しちゃったので来年あたりチャレンジしてみます!
えちぢさま:
はい。その通りです。講習なしでゲットできるのがポイントです。
類似品はいろいろありますが中国製だけは避けておいた方が無難です。私も最初はamazonで中国製をゲットして使ってみましたが、煙突内でロッドが折れてエライことになりました。